オルタナティブ・ブログ > Cathedral Break in Action >

エンタープライズ(企業)向けのオープンソースとか育児とかについて考えていきます。

バギーランニング

»

 弊社の社長から「オープンソースはおまけになる」と危惧されてすぐの記事がさっそく育児ネタなのがどうなんだという話もしますが、今日はベビーカーの話をしたいと思います。

 最近「バギーランニング」という言葉があるのを知りました。バギーに子供を乗せたまま、ランニングをするという行為らしいです。そこまでしてランニングする必要があるのか、などとかなり無理矢理な感じを受けたんですが、専用バギー「AirBuggy RUN」なんてのも売られているくらいには(海外では)ニーズがあるようです。

 このバギー、ランニング専用機能として、ブレーキとベルがついているとか。ブレーキが付いているバギーはランニング用でなくてもありますがベルは確かにありませんね。しかし、ベルを鳴らさなきゃいけない状況ってそうとう問題がある気がしますが……ただでさえこの狭い日本ではベビーカーというのはそれを使わないひとにとっては邪魔だと言われがちなのに、いくらお互いの安全のため、と言ってもベルを鳴らされたら他の歩行者とかはあまりいい気がしないような気がしてしまいます。まあ、海外では有効なものなのでしょう。

 バギーランニング自体は、はたして日本で定着するんでしょうか。格好はどう見てもランニングをしているのに、バギーを押してる状態というのは相当目立つと思いますから、「子育てにも積極的に参加しながら、自分磨きもする父親ってかっこいいでしょ」的な外部へのアピールにはなりそうですが……。

 ランニング専用でないAirBuggy自体はたまに見かけます。奥行きがかなり大きいので使ってる人を見ると目立ちます。あれで電車とか乗るのはちょっと躊躇われますね。車中心で生活している・家にあの大きさを保管していても邪魔にならない・バギー自体の価格が結構高い、などといろいろ考えると、金銭的に余裕のある層向けのバギーなのだとは思います。弊社は六本木にありますが、ヒルズを散歩していると他の地域より高頻度で見かける気がしますから、まあそういう層向けの商品なんだなと勝手に思ってます。バギーランニングもそういう層のライフスタイルとしてはありえるのかもしれません。

 ちなみに、ぼくの場合、普段ベビーカー(双子用)を押して歩いているだけで相当疲れるので、単なるランニングでさえする気には到底なれません。まして、あれを押しながら走るなんて!(ライフスタイル以前に単に体力がないだけという気もしますが)まあ、横断歩道とかでスピードを出して渡るたびに子供たちは喜んでいるので、高速で移動するバギーは乗る側にとっては楽しいのかもしれません。

 ベビーカーの話はまだいろいろありますので、また書かせてもらいます。

Comment(0)