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モバイルシフトとソーシャル化によって変化するネットの世界を、読者と一緒に探検するBlogです。

FacebookがFriendFeedを買収しTwitterとの対立構造が強まった

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友人知人のフィードを集約するおまとめサービス FriednFeedがFacebookに買収された。
Facebookは、FriendFeedの技術およびそれを支える開発チームを手に入れることで、Twitterを迎え撃つ準備を整えたといえる。

Facebook はSNSだけにクローズドなサービスである(もちろんmixiほどクローズドなわけではない)。だからどんなに情報の更新頻度を早める努力をして、リアルタイムストリームをとりいれたとしても、Twitterほどの速さ、即時性を見せつけることができない。だからストリームが世界中のさまざまなソーシャルメディアをまたがるように流れだし、ソーシャルストリームへと進化している現在のWebの状況にあって、存在意義の面でTwitterにお株を奪われ続けている。

Facebookはできるだけ全ての情報を公開し、共有させたい。オープン化を進めたいのである。そのうえで、真のリアルタイムストリームの公開と、検索サービスを提供したい。つまりTwitterをたたき落としたい。早くしなければ、Twitterが成長しきって手を付けられなくなる、と思っているに違いない。

繰りかえすがネットはいまやオープンでソーシャルでリアルタイムのストリームによって、大きく構造変化を起こしている。ポストWeb2.0といっていい。Web2.0はパーマリンクとRSSフィードやAPIの普及によって起きたネットワーク全体の細密化であったが、ポストWeb2.0は、そのために起きた情報の流れの高速化と水平的な流動化である。これを後押ししているのが、Twittter のようなリアル→Webへの情報アップロードのUIの普及と iPhoneに代表されるWeb利用前提の新しいモバイルの台頭である。

ストリームの衝撃は、まだ日本には届いていないのかもしれないが、確実に新しいWebが勃興しつつあり、その影響は徐々に国内でもみられるようになるだろう。

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