iPhoneプラットフォーム事業について
モディファイはWebアプリケーションのSaaSベンダーとしてのビジネスモデルにフォーカスしている。
最初はMODIPHIエンジンというRSSデータベースを使って、RSSフィードを始めとするWebサービスをマーケティングや情報公開に活かしてもらうためのSaaS事業を、と考えた。
しかし、いまはMODIPHIエンジンを利用して開発した自社アプリである(MODIPHIリーダーやFeedMSなどのWebアプリも同じではあるが)SMARTというソーシャルウェブ的なサービスをメイン事業にしようとしている。
(ちなみにこのSMARTを法人事業に適用すると、ライバルはまだ日本には明確にはいなくて、米国でここ数ヶ月で急速に盛り上がっているマイクロメッセージングサービスと呼ばれるベンチャー群がベンチマークになると思う。Techcrunch50の優勝者であるYammer、WizeHive、SocialCast、Present.lyなどがそれだ)
ただ、それに加えて、去年の7月以来注力している事業がある。
それがiPhoneプラットフォーム事業だ。広く言えばスマートフォン事業とも言えるのだが、事実上、今のスマートフォン業界ではWebの閲覧ツールとしてiPhone 3Gが圧倒的存在なので象徴としてそう呼んでいる。
僕たちはネイティブアプリ以上にWebアプリの提供に重きをおいている。ネイティブアプリはゲームならイイが、ビジネス用途であればWebアプリを優先した方が後々都合がいい。Androidケータイや、他のモバイルへの展開もしやすいからだ。
我々はMODIPHIエンジンをベースに、クライアントにiPhoneに最適化したWebサイトやWebアプリの開発サービスを提供している。この事業は最近だいぶ評価されてきたように思う。IMJが最近追随してきたことでも分かるだろうが、僕たちは日本で最初にこの事業への進出を発表しているという自負もある。今後もこの分野の市場創出に全力をあげていきたい。