2009年所信表明:起業家として
僕はブロガーである前に、一人の起業家である。
自らが率いるスタートアップ・ベンチャー 株式会社モディファイは、スタッフはもちろん、出資をしてくださっている株主の皆様や、僕たちのさまざまなサービスを使ってくださっているユーザー/お客様に対して、僕は大きな責任を持っている。
そこで所信表明としては、やはりモディファイのCEOとしての決意も記しておきたい(ここで書くべきなのかは分からないが、僕は他にオフィシャルなBlogを書いていないから^^)。
1. 2009年も生き残る
これって所信表明といっていいのか?(苦笑)ちょっと弱気に見えるだろうなー。
しかし、未曾有の不況、いや恐慌にあって、小さな小舟のようなベンチャーは吹けば飛ぶような存在だ。生き残ってこそ世の中のためになれる。人類だって、最初は小さな鼠のような生物だった。将来の繁栄を目指すためにも、いま歯を食いしばって生き抜くことを考えたい。
2. 守らず攻める
逆説的な物言いかもしれないが、生き残ることに必死になって、攻めることを忘れては、それはベンチャーとは言えない。スタートアップのベンチャーだからこそ、昂然として頭を上げて、強気で攻めていくことも忘れてはならないと思う。攻めてなんぼだろう。リスクをとらず、安全策だけで生き抜くことを考えるのであれば、誰が起業なんてするものか。危険を冒してでも理想の実現のために戦いを挑んでこそ、ベンチャーといえると思う。
3. 一にフォーカス、二にフォーカス、三四がなくて、五にフォーカス
ポートフォリオなんてくそくらえ。集中してこそ生き残る。
僕たちにとってはフォーカスを守ることこそがすべてだ。
2009年、僕たちは以下の事業と領域にすべてを賭ける。
・法人コラボレーション市場へのフォーカス
企業や教育機関などにおける情報共有のやりかたを”モディファイ”する。
・スマートフォン市場にフォーカス
クラウドコンピューティング時代におけるPCは、もはやパソコンではない、スマートフォンだ。iPhone 3Gに代表されるスマートフォンは、新しいモバイルインターネットの大本命である。
このスマートフォン市場における、WebアプリケーションのNo.1サプライヤーになることが僕たちの望みであり、そのためにありとあらゆる努力を惜しまない。
モディファイでは、コアテクノロジーとしてのオンデマンドRSSデータベース”MODIPHIエンジン”と、クラウドコンピューティング時代の革新的情報共有ツール”SMART”にすべての経営資源をつぎ込み、ブレイクスルーしていく。
皆様のご支援を宜しくお願いいたします。