ドコモ、Android搭載スマートフォンを2009年発売へ
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モディファイでは、スマートフォンにフォーカスしていきたいと思っている。そのきっかけとしてとらえている実験的かつ非常にエキサイティングな市場がiPhone市場なわけだが、繰り返し言っているように(もしくは拙書『アップルとグーグル』でも書いているように)iPhoneとGoogleのAndroidケータイは、Webブラウジングのベースがほぼ一緒である。SafariもChromeもWebKitというレンダリングエンジンを使っており、iPhoneで動くサービスはAndroidケータイでも動くと思っていい。
そのAndroidをドコモが採用すると発表したのは確か2008年の春先だったはずだが、11月19日の日経新聞朝刊で再度その記事が掲載された。さらに補足記事で、ドコモ自身の発表で、現在のスマートフォン市場が国内では2%、米国では17%という情報が載っている。
僕はサーバー→クラウド利用へ、ソフトウェア→SaaSへ、PC→スマートフォンへ、というパワーシフトがこの3年で明確になると思っている。今は懐疑的な人も多いが、これは間違いないがないと確信している。
国内のケータイ需要はもう飽和している。売上を伸ばす為には、新たな市場を作るしかない。法人市場を切り開くしかないのだ。スマートフォンに各社が注力するのは当たり前の話なのである。
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