一株あたり31ドルの申し入れだが、これに対して40ドル以上の価値がYahoo!にはあるとしたらしい。
このディールがご破算になれば、Yahoo!の取締役会は背水の陣に置かれることになる。今後業績が回復せず株価が下がり続ければ、株主から訴訟の対象になるかもしれない。
シナリオとしては
1.MSがさらに買収金額をつり上げる→結局買収される
2.買収は拒否。自力で再建
2-1. Googleとの提携による急場をしのぐ
2-2. 完全自力による復活を目指す
3.買収されるがMSではなく、別のファンドなど
が考えられるが、1 以外はどれも株主訴訟リスクがある。
単にMSからのさらなるキャッシュを引き出すためのネゴだとしても、Yahoo!取締役会はかなり思い切った行動に出たといえる。彼らの頭の中には、MSが提案を引っ込めたときの、次善の策(2 or 3)に関してある程度の目算があるのだろう。
僕としてはぜひ、Yahoo!には自力での再建を目指してほしい。Yのブランドはまだまだ強力で、有力なテクノロジーの確保と注力すべき事業へのフォーカスがあれば、Googleに対抗できる要素がまだまだある。メディア事業への過度な経営資源の投入が失敗だったと認識して、本気でGoogle対抗を考えることができれば、十分今後の三国志の主役に躍り出ることができる、と僕は思う。ジェリー・ヤンは(本人が中国系であるということはおいておいても)劉備玄徳として、活躍する場が残されている。
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- Yahoo!の買収劇(綾小路雄太のIT散策)
こんばんはパドラックの綾小路でございます。@ITの小川さんのブログに「Yahoo!、MSを袖にする?」という投稿がありました。自分の情報の疎さに、少々恥ずかしいのですが、こういう話があるのを知りません......

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