加速するGoogleのグループウェア化 - Google Group
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ここにきて、Googleは得意のSaaSモデル、それも無料提供+広告モデルの拡大路線の中で、法人市場に積極的に攻め入るプランに集中し始めたよう
だ。Google Apps For Yoru
Domainがまさにそのプランの表れなのだが、さらにGoogle版Wikiというか、カンタンにグループあるいはコミュニティを作成して公開|非公開
を選択できるサービスもここにきて急速に機能向上させている(Google Group)。
スケジュール、メール、表計算、ワープロ、そして情報共有コミュニティ作成。セキュリティを担保することさえできれば、グループウェアとして必要十分の機能を無料でGoogleは提供してくれている。
スケジュール、メール、表計算、ワープロ、そして情報共有コミュニティ作成。セキュリティを担保することさえできれば、グループウェアとして必要十分の機能を無料でGoogleは提供してくれている。
GoogleのようなWebアプリケーションをコンシューマー向けに提供している会社にとって、法人市場に参入することは実のところ容易ではなかった。日本では最強を誇るYahoo!も数年前からビジネスポータルなどの提供を始めているが、実際にはほとんど成果をあげていない。Google自身もまた、GSA(Google Search Appliance=社内検索のアプライアンスサーバー)などの販売をしているが、苦戦を強いられてきた。法人市場はB2C企業にとっては、ラストフロンティアであるし、Microsoftとガチンコで戦っていくためには、どうしても奪い取りたい聖地であるのだ。
いまのところ、恐る恐る入り込んでいるかのようにみえるが、2007年には、明確に法人市場でのMicrosoftとGoogleの対立が顕われてくるようになるのではないか。
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