Start.comとGoogleパーソナライズページを比較する-1
Microsoftの新ネットサービス Start.comが多言語対応。日本語化も可能なので早速試してみた。Googleもパーソナライズ化できる一種の個人ポータルサービスを、英語版で出していて、これとちょっと比較をしてみよう。
今日はまずStart.comから。
このサイトはCookieか何かでブラウザ情報をキープするのでログインしなくも、一回好きなように設定すれば、次回開いたときにもその状態を保ってくれる。この辺りはGoogle Newsと同じ。
一応ちょっと面倒な手続きでユーザー登録をしてログインしてみたが、現時点では機能の差がさほど見えない。
僕はMac環境なので、FirefoxとSafariで見たが、Firefoxはおおむね問題なし。というより、現状の機能は全て使えるのだろう(1枚目のスクリーンショット)。逆にSafariは表示さえ出来ない(2枚目のスクリーンショット)。
Previewサイトと銘打っているだけあって、機能的にもシステムの安定性でもまだまだ。反応も遅い。とりあえず日本語の表示がコンテンツ、UIともに可能なことと、表示位置や項目を自由にカスタマイズできる点、そして操作がほぼ完全にAjaxで動いていることが新しいというところか。コンテンツの追加や画面内の移動(レイアウトの変更)などはAjaxで、ドラック&ドロップも可能だ。
基本的にはデフォルトでMSN系のサービスリンクが入っており、新しいコンテンツを追加するには、Feedを追加する。つまり、これはFeedリーダー(RSSリーダー)をベースとしているわけだが、おおまかにいうと、登録情報をカスタマイズできるGoogle News、という感じである。
良くはできている。検索との連動や、Feedの使い方は、僕が求めるFeedリーダーのコンセプトとほぼ同じである。ただ、Start.comは一覧性はあるのだが、大量のFeedを扱うにはインターフェイスは向いていないと思う。多くのFeedソース(=BlogやWebサイト)を登録しはじめたら、情報の氾濫にこのUIは破綻すると考える。(僕は結局使わないな)
MSが何のためにこのStart.comを作ったのか、今ひとつ目的が分からない、というのが今のところの感想です・・・・。
(続く)
Google、創業7年目に突入。おめでとう(^_^)。