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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

実は同窓会(笑) ブロガーズ・ミーティング@HZ

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2月5日は、日本IBMとけんじろうさんのご尽力により開催された、「ブロガーズ・ミーティング@IBM-ibm.com事業におけるWeb2.0マーケティング強化」に行って来ました。久々のHZ。あのビルの8階に足を踏み入れたのは6年ぶりくらいです。

 

情報があるのは(おそらく)間違いないのだけれど、なかなかたどり着けない

佐々木さんが箱崎事業所の記載を見落としていた私(自爆) 溜池から水天宮前は歩いて1時間位?で、加藤さんが【テレセールス】俊敏な大企業のチャレンジで取り上げていますが、ワタシ的に一番刺さったのは「情報があるのは(おそらく)間違いないのだけれど、なかなかたどり着けない」問題の部分です。これはどんな情報提供システムでも、それをまじめに作れば作るほど、情報が増えれば増えるほどぶち当たる問題だと思います。特にIBM程の規模になると、ありとあらゆる情報が社外に向けて提供されていますし、社内向けにはもっと一杯あるのは間違いないです。でも、なかなかたどり着けない。それなりに手間無くたどり着ければよいのですが、とにかくたどり着けない。そんな中、ユーザーがWebサイトをある一定条件で眺めている状況をトリガーに、CHATしません?的なPOP-UPが出てくる。どこかのソフトウェアみたいに「使い勝手向上のためにデータを送ってよいですか?」ではなく、その先にリアルに人が居ることって、かなり面白い試みだと思いましたね。

ちなみに不肖岩永は以前に2年ほどエンタープライズサーチ・ソリューションのマーケティングをやっていたことがあるのですが、自分として「データが探せないのはイヤだな」と思っていたのがひとつのきっかけであった、という記憶があります。でもソコにコンシェルジェ的に動ける人は居なかった。全部ソフトウェアの話。うむー。

もちろん、これはB2B主体だから出来ることで、B2Cの世界でやろうとすると・・・これは業種業態にもよりますが、一歩間違うとえらいことになるわけで、どんなところにも適用できるわけではないのは事実ですが、でも、それが適用できるところで出てくると、これは面白いなというのが素直な感想です。

ある意味うらやましい。

 

相手の顔が見えると、気が楽

今回の話のウリのひとつが、営業担当者の実名ブログ。良くある開発者のブログとか、提灯ブログ系に分類されるPRブログなど、企業がブログというカタチを使ったアクションというのは色々あるわけですが、どうしてもみんながぶち当たるのがブロガーの実体と責任問題。そしてそれを許す企業あるいは組織の主体性、そして意識の問題。色々な理由で完全に実名を出して運用しているところから、微妙に伏字、あるいは誰かの名前を語るまで色々とあるのですが、現在運用しているibm.comのブログは基本実名顔出し。いや、凄いです。

色々な理由があって、一時期けんじろうさんと話をしていた事もありました。けんじろうさん自身が実名ブログを書いているとはいえ、企業ブログのなかで実名ってどうよ?というのが主眼でしたが、私との話が参考になったのやらどうやら・・・ とりあえず見事に立ち上がったのをご紹介いただきました。もちろんブログは立ち上げよりも継続のほうが大変なのは誰もが知っているのですが、お客様と話をするひとつの形としてブログがあるのは、とても面白い試みです。

これは凄い。

 

うらやましがっても仕方ないですが事例は事例

もちろん企業の性格、業種、業態などなど色々な要素があってこれが出来ているわけで、それ自体はすばらしいし、素直にうらやましい部分があるのは事実です。もちろん、これはひとつの事例で、それをどう自分で租借するか、どう自分のこれからの行動に生かしてゆくかというのは自分の責任ですので、それはがんばる。何がどう役に立つかは判りませんが。

要は自分で考えること。

 

因みに・・・ 実は同窓会気分

受付で待っていたHさん、ミーティングの際に一部のプレゼンテーションをしていただいたKさん、懇親会の会場に向かう際に声をかけてくれて思わず「あ~」と声が出てしまったNさんや若い(笑)Kさん・・・ 

みなさんお久しぶりでした。
岩永は元気にしてます。

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