Jazz型とPops型はあったけどClassic型プレゼンテーションって?
おはようございます。
今朝は晴れ。心なしか湿度の低いすっきりした空気の早朝です。
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「JazzとPopsはわかりましたけど、クラシック型のプレゼンってあるのですか?」
昨日の【朝メール】を読んで、社内のKさんから個人的に聞かれました。
そう。Kさんは武蔵野音大のピアノ科出身。クラシックピアノが上手です。
自分でも書いた後に「Classic型もあり得るはずだな」と思っていたところでした。
「例えば『落語』なんてどうなんだろう?古典だし、話すことは決められているし」
咄嗟に言葉が出てきました。
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それを受けて、昨日のKさんの日報での[Good News]には次のようにありました。
以下引用==>
* classic型のプレゼンテーションは、史郎さんの言うとおり、落語というのは
納得です。決まった譜はありますが、そこから自分らしさを出したり、
感情入れたり、とっかかりにくさはありますが、一番味わい深い奥深さは
あると思います。<==以上引用終り
なるほど。「味わい深い奥深さ」ですか。
クラシック型のプレゼンテーションは、Pops型よりもアドリブを許容しない。
型がきっちりと決まっている中で、自分の表現を出していく。
それがかえって「味わい深い奥深さ」を出していく。
クラシック型でも、単独でなく、オーケストラのプレゼンテーションだったら、
集団でやる演劇やバレエやミュージカルのようなものでしょうか。
そういえばマイケル・ジャクソンのコンサートでは、バックの演奏者たちは、
アルバムと全く同じ弾き方を要求されるのだと聞いたことがあります。
まったく同じ音を再現した中で、別な面で「味わい深い奥深さ」を出しているのか。
すごい領域もあるものです。
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別な朝メ読書からインプットがありました。
以下引用==>
私はカチッとしたプレゼンは得意ではないので、聴き手に合わせて変化つけてます。
でも、Jazz型なんてカッコいいもんじゃありません。ちなみに、今の同僚はカチッとやります。同じように個人投資家相手にやって、
対比が面白かったです。キチッとしたものを作って、それから崩すの、実は難しいと思います。
<==以上引用終り
確かに形が出来上がってしまうと崩すのはかなり勇気がいるようになりますね。
クラシック型は、内容が決められているけど、その中で味わいを出すもの。
ビジネスにおけるプレゼンテーションとはどうやら違う分野に入って行っています。
プレゼンテーションそのものがビジネスになるような世界なのでしょうか。
でも、そのことで生活できるお金がいただけているのはごくごく一部の人たち。
その究極のところを追求している人たちと自分を比べると、恥ずかしい思いがします。
行き当たりバッタリのビジネスプレゼンテーションで、多くをごまかしてしまっている。
そんな自分が反省されます。
「自分の分野においてプロである姿勢とはどういうことなのか」
改めて考えさせられました。