プレゼンテーションにはJazz型とPops型があるようです
おはようございます。
早朝は雨上がりチックでしたが会社に着くころには晴れ。
涼しい週末でした。
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ここのところの週末は、ベースの練習をしています。
ビッグバンドの本番発表会が10月20日に迫ってきています。
今週末の7月29日には、それに向けた終日練習があります。
昨年11月に結成されたバンドには途中の4月から参加しています。
プロのミュージシャンたちからご指導いただきながら演奏するのです。
練習には意外と苦戦しています。
練習に参加しなかった曲数が多いこと、不慣れな分野のJazzであること。
言い訳をすればこのようなことでしょうか (^^;)
なぜ苦戦するのかと改めて考えていたら、どうやらこういうことのようです。
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Jazzは音のとり方に一定のルールがある以外はどのパターンで弾いてもいい。
いわゆる無限の組み合わせがあるのだと言えるのでしょう。
無限の中から有限のパターンを自分のものにしていく必要があるのです。
そのために、不慣れな楽譜読みも練習を始めました。
しばらく練習して「これで完成」と思って、一息ついたとします。
ところがまた違うパターンが心のなかで響いてくるのです。
するとそれが弾きたくなる。そこでまた練習する。
そのような繰り返しなのです。完成形が無い。広がりがある。
完成形が無く、変化するのがJazzの醍醐味だとも言います。
一緒に演奏している音を聴きながら、自分の演奏を変えていくのです。
従来、ポップスやロックなどを中心に演奏していた自分としては目からうろこです。
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そして先日のことです。
Jazzでの苦戦を永井さんや辻口さんにお話ししていたらある仮説にたどりつきました。
「あ、もしかしたらプレゼンテーションにもJazz型とPops型があるのではないか!?」
つまりこういうことです。
形を決めて、計画通りにパシッと豪華に決めるPops型もある。
聴衆の人数もあるのでしょうが、事前にカッチリとやることを決めてその通りに話す。
一方、同じプレゼンテーションでも、Jazz型のものがあるのではないか。
無限の組み合わせの中から自分が事前にモノにしたトークのパターンを随時出していく。
聴衆者たちの反応を感じながら話しを変化させるのです。
Pops型は練習を積めば誰でもある程度の形になるし豪勢にできる。
Jazz型の方が経験は必要なのでしょう。完成が見えないけど応用も利く。
「なるほどねぇ!
Jazz型で反応をしながらプレゼンするスタイルもアリ、ですね」
永井さんや辻口さんらとは妙に納得してしまったのでした。
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まるで異なる分野の、ベース演奏の体験とプレゼンテーションが結びつきました。
新しいことをやるというのは様々な気づきをくれるのですね。
自分の楽な分野にとどまっていてはいけないのだとつくづく感じて、
今週末も練習を続けたのでした。
「うう、間に合わない…」
なかなか完成しません。
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