【反省】テキトーに合わせているだけではいけないぞ
おはようございます。
少し発信が遅くなりました。夏至が近づき早朝から明るいです。
今朝は「未知のことに勇気を持って飛び込むのはいいことだな」と思ったことについて。
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今年の4月からビッグバンドでの演奏指導を受けています。
ビッグバンドというのは多人数の管楽器とピアノ・ベース・ドラム・パーカッションで、Jazzを中心とした音楽を演奏するバンドです。ボーカルが加わることもあります。
自分は旧来、Jazzを「なんだか理屈っぽい」と避けながらベースを演奏してきました。Jazz以外の曲を、耳で音を取って、自己流で演奏してきたのです。そのような中、「ベーシストとしてJazzを避けていていいのか」という内なる声も気になっていました。
楽器もプロでもない限り機会がなければ触らなくなってしまうもの。出来ないことを屁理屈こねて避けている。『負け癖』の一つだったのかも知れません。
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「避けているよりは、場をみつけてちゃんとやってみようかな」
故に知り合からの誘いに乗りました。ビッグバンドクリニックという、指導してくれる場に行き始めたのです。月に2回、日曜日の6時半から8時半まで御徒町で練習しています。
『砂田BB&ミツキータ』というビッグバンドがあります。
砂田知宏さんというミュージシャンが中心になって、麻生ミツキータさんという歌手がジャズやラテン系のボーカルを載せるスタイルで活動しています。ここのクリニックは、その門下生という位置づけなのです。
テーマ曲があり、楽譜とデモの音源を用意してくれて、個人練習をして全体で合わせる。そのとき、数名のプロの方々からそれぞれのパートにアドバイスがもらえるのです。見学に行くと皆さん、アマチュアでもかなり楽器を追求している方々のようです。難しそうな曲もちゃんと合ってきます。
「すごいなぁ、自分も頑張らねば」と、そんな気持ちにさせてくれます。
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久々にベースのJazzの教則本を買ってきて、CDを聴きながら雰囲気を真似て。
従来、過去に練習をしてきた財産で演奏してきたように思えます。でも今回は違う分野です。土日には個人練習などをするようになりました。それで合わせに行くのです。
「坂本さんは耳がいいので、周りにテキトーに合わせるんですが、
そこがカッチリできるようになるとよりいいですね」
プロの方々には見抜かれていました。
はい。自分は楽譜を見ながらコーダだとかを追いかけるのが苦手でした。
実際の演奏は、楽譜を追いかけながらやります。それなのですぐ迷子になってしまいます。迷子になっても音を出さなければいけません。だから「適当に合わせていた」のです。
でもおかげさまで、このところ楽譜で迷子になることはだいぶ減ってきました。
こういう発見がある。きっと前回よりもうまくなっている。そんな成長の楽しさがあります。
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※20120618 1130 「さん」付け忘れ一箇所訂正しました。