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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

気のせい?先週末からソフトバンク回線が速くなっていませんか

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おはようございます。

どんよりとした雲が支配的な空です。今日は天気が悪化しそう。残念ながら夜明けの色の変化は楽しめませんでした。

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先週末にエントリーした記事『iPhone 4S au vs SoftBankガチンコ対決、これは驚きました。ウェブ表示スピードに歴然とした差が出ます。』がかなり独り歩きをしてしまいました。特にソフトバンクが好きでない人たちに多くリツイートされたことは危険でした。

自分の立場はどのキャリアにも肩入れをしないというスタンスです。逆にどのキャリアの悪口も書きたくないです。ところが、この記事は、ソフトバンクに勤める旧知の友人からですら、「悪意をもって書いたのか」と聞かれてしまうくらいでした。反省しています。

問題の記事を書いたのは土曜日です。そして、日曜日からソフトバンク回線が軽くなったとの、ツイートやら、社内でのレポートが上がり始めました。日報を引用してみましょう。彼はソフトバンク回線のヘビーユーザーで、従来から回線品質に大いに嘆いていた人で、かなり感覚が鋭い人です。その彼をもってしてこう書いています。

週末から SBM網がすこぶる快適です。au効果である程度トラフィックがオフロードされたとは思いますが、それだけとは思えない変わりようでちょっとビックリです。しかし、日本でも差し止め請求が...

昨日も社内でiPhone 4Sを触っている人が、笑いながら言っていました。

「あれ、このiPhone 4S、KDDI回線かと思ったらこれ、ソフトバンクのiPhoneじゃない!
  人の感覚って、あてにならないなぁ~。」

auへのMNP移行がそれほど激しく起こったとは考えづらいです。何かバックボーンで変更があったような、そんな感じです。あるいはヘビーに回線を使用していたユーザーのアクセスを停止したのか。

ううむ。何かがあったようです。

先ほどのソフトバンクの友人に聞いてみると、もともと個別端末単位での帯域制限はかけていないとのことです。何らかの設定を変えたというよりは、レイテンシー改善の大きな措置が取られたと推測しています。

偶然かもしれませんが、KDDIがiPhoneを取扱い始めたとたんにソフトバンク回線の品質が向上したのです。勝手なことを言いますが、健全な競争とはいいことですね。キャリアは回線を提供して品質を改善する。端末メーカーは様々な端末を提供する。ソフトメーカーやコンテンツプロバイダーはその上でメリットになるソフトやコンテンツを提供する。

従来のキャリア支配の世界ではなく、あるべき姿に徐々に変わってきています。

頑張れソフトバンク、頑張れKDDI!

あ、ところでドコモさん、最近微妙に3G回線が重くなってきていませんか?
Android端末でNHKオンデマンドが入りづらくなってきていますが…。

(うるさいユーザーですみません。無線ネットのメリットは最大限に活用させてもらっています。)

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