日本の会社はルールを作らずに後出しジャンケンで社員を非難する #asacafestudy
おはようございます。
今朝の朝カフェ次世代研究会は、イシンという会社を経営する大木さんの講演でした。小さな会社の出版活動の重要性についてポイントを絞ってご説明いただきました。
おかげで年初よりペンディングになっている、会社のストーリーをまとめる作業について、どのようにアプローチすればいいかヒントをいただけたような気がしました。
「自分も期限を決めてターゲットを決めて、改めて執筆活動をするぞ!」
その中で、いくつか就業中の人が本を出版する際に注意しなければいけない事項が挙がってきました。参考になったので記載させてもらいます。
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■日本の会社はルールを作らずに後出しジャンケンで社員を非難する
社員が本を出版するなどは、会社にとっては組織のノウハウが流出するというリスクを伴うものである。就業しながら本を出すのであれば、必ず会社との合意を取っておく必要があります。
確かに、IBMのような外資系の大会社であれば、ブログを出すとき、本を出すときなど、情報発信のガイドラインがしっかりと定義されているようです。永井さんのブログ『再び、Blogging @ IBM』にもあるように、IBM blogging policy and guidelinesというものがあります。
そういう面では、うちの会社もガイドラインが少ない。
「後出しジャンケンになっていないかなぁ・・」
ちょっと胸に手を当てて反省したのでした。
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■印税が入ったとねたまれる
「印税たっぷり入ったんだよね。おごってよ!」
このような誤解が多いそうです。無名の著者として1300円の本を出した場合、印税が仮に8%、そして、1万冊売れれば成功といわれるビジネス書で初版が2000冊だとすると、これが実際の印税だというのです。
1300円×8%×2000冊=208,000円
印税とはいえ、ほとんどの場合はお小遣い程度のものなのですね。本を執筆するにかかるエネルギーとのバランスは取れていません。これだけの金額で、本を出したということから不要なねたみを買うというリスクもあるということです。
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いずれにせよ、きっちりと自分の考えをまとめて、ストーリーを作って、200ページ程の一冊の本にするという活動は目指すべきことなのだな。
朝から刺激を受けたのです。
本を書く手順やポイントなど、とても参考になった講演だったのですが、主題からそれたところを話題にしてしまいました。大木さん、すみません。
ブログの自由度、ということでご勘弁を!!