オルタナティブ・ブログ > 坂本史郎の【朝メール】より >

ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

夢想のススメ、「あきらめない理由を多く持っている人が成功している」

»

【朝メール】を読んでくれている、ある先輩、元経営者の方からメールをいただきました。

以下引用==>

昨年度後半のいい流れを引継いで4月もまずまずの受注、新年度順調にスタートのご様子で何よりです。社員も増え4階の広いスペースも確保して新しいビジネスモデルの拡がりを楽しみにしています。

先日は仕立てのよいしまったダークスーツ姿で「男たちのクレド」に颯爽の登場でしたね。ひとつのことを正しいと信じて諦めずにやり通す生き方がよく出ていてとても良かったです。

たしかインタビューで「自分は諦めが悪いものですから」と言っていたようでしたが、先月の朝日の日曜版に「あきらめない理由を多く持っている人が成功している」という記事が出ていました。自分たちの仕事を必要とする人がいて、自分がやるしかないと思い定め、人を巻き込んで一つひとつ約束を果し続ければ、誰も通ってこなかった道だから、続けることでその道の第一人者になり得る、失敗も糧になります、ということでした。

<==以上引用終わり

ありがとうございます。「あきらめない理由を多くもっている」ですか。

なるほどなるほど。

今朝は、自分の「諦めの悪さ」がどういったところに根ざしているのかを考えてみます。

==

「寝ているときにみる夢」と、「将来こうありたいなと思う夢」が同じ「夢」という単語でくくられているのが不思議です。感覚としてかなり違うからです。「寝ているときにみる夢」は、必ずしもいいものとは限らず、誰かが亡くなったとか、何かから逃げるとかいう悪夢もあったりします。一方、「将来こうありたいなと思う夢」は、今よりいい状態を想像しています。

「寝ているときにみる夢」は、自分の場合、睡眠時間が6時間を超えると見始めます。
「将来こうありたいなという夢」は、起きているときにぼんやり想像しているときに見ます。

夢想状態とは良く言ったと思うのですが、起きていながらもぼんやりと想像している状態です。これがまさに「将来こうありたいなと思う夢」を創造している場面なのではないでしょうか。

==

「大人になってまで夢想して・・」

大抵は夢想について悪い印象しかもたれないようですが、この夢想力って馬鹿に出来ないものだと思います。

振り返ると夢想したことって、大抵が数年というスパンで現実化しています。イメージ化力とでもいうのでしょうか。「こうありたいな」とぼんやり思ったことでも、その気持ちを忘れずに日々いると、そちらに少しずつ向かい始めているとでもいうのでしょうか。

例えば、自分が新入社員だったころの指導員を見て思ったことがありました。「自分もそういった国際的な技術者になろう」と。彼は日本の工学部卒業後すぐにMBAを取得、そして米デュポンの研究所で2年間働いた後に日本に戻ってきた人だったのですね。その人が流暢に英語で技術的な話をしながらアメリカ人技術者たちとやり合っていました。

そのまま目の前の仕事に集中していたら、4年後、ジュネーブにある欧州デュポンの会議室で、日本のタイミングベルト技術について熱く語っていたのです。ふと、当初「国際的な技術者」といった夢をもっていたことを思い出し、まさにそうなっている自分を確認したのです。不思議です。

==

夢想を強く多く持つこと、そして、それを根に持って忘れないでいること。
これが「多くのあきらめない理由」につながっているのではないかと考えたのです。
それが果てしないエネルギーの源泉になっているようです。

それは年齢を重ねても忘れてはいけないことではないかとも。
あるいは人に「夢想するな」と言ってもいけないことなのではないかとも。

そして、時間のトリックは、「夢想が実現される順番が思った通りでない」、というところにあるのですね。ただ、多数の夢想をもっていれば、より柳腰になるのかも知れません。

朝からいろいろと考えさせられました。

ところで、寝入りばなに考えていたことがいつの間にか独り歩きをして、そのまま夢になっていたことに気付くことありませんか?そういう意味では「夢」という言葉でくくられていることに、やはり意味があるのかも知れません。

ううむ、言葉って奥深いですね。先人の英知がDNAのように詰まっていると感じます。

==

■関連記事

頭のいい人ほど気づきづらい「時間のトリック」と「負け癖」
じゃぁ「時間のトリック」と「負け癖」からどう脱却するの?

==

※20110506 13:35 送り仮名間違い修正しました。 違いう → 違う

※20110506 13:35 参考サイト追加しました。

Comment(4)