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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

ずるい:広告バナーのすぐ近くに実行ボタンがあるアプリ

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今日は明日のバンド練習のために久々にベースを取り出してみました。先月、弦を替えたままにしていたため、チューニングが結構ずれてしまっています。

「チューニングのできるアプリでも買おうかな」

チューナーを取り出してくればいいのですが、元々チューニング用のアプリが欲しかったのです。AppStoreを物色していると、みつかりました。なんとベース専用のアプリがあるじゃないですか!それも無料です。4弦ベース専用。

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「これはいい。」

早速ダウンロードして使ってみました。

画面はこんな感じです。弦を触るのではなく、下に[E] [A] [D] [G]とある小さなボタンを押すと音がでます。

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チューニングを始めます。

「まずは[E]から、と。」

ボタンをおして、ベースの音がそのままボーンとでます。

「むむ、結構ずれているな。」

[E]のチューニングができ、次の[A]を押します。音が出ません。画面が見ると広告になっています。

「ん、なんで広告画面が?おかしいな、なんでだろう。。」

気を取り直して広告が立ち上がっているブラウザを閉じてまたアプリに戻りチューニングを続けます。すると、またいつのまにか広告が立ち上がっています。今度はいきなりAppStoreにつながって別のアプリを購入する画面になっています。

よく見てみると、iAd広告バナーがボタンのかなり近くに配置されているではないですか。だから間違って押してしまっていたのです。

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iAd広告とは、Appleこの広告バナーは他社がアプリ開発者の代わりに広告主を集め、バナーをアプリの中に出す環境を提供してくれる仕組みです。広告への誘導によりそのアプリ開発者にお金が入るというものです。無料アプリを開発する側には、助け船になるような仕組みです。

ところが、ずるがしこく、このようにあからさまな作りをしてくる開発者もいます。明らかにミスクリック(タップ)を期待しています。広告主には、決していいものではないですね。

「無料で使っておいて文句を言うな」とも言われてしまいそうですが、ちょっとおかしいかなと思いました。(苦笑)

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※20100821 21:50 タイトル変更しました。

※20100822 07:45 コメントからのご指摘により、タイトル(iAD→広告バナー)及び文面を訂正しました。削除は取り消し線で、挿入した部分は赤い文字で示しています。よしお様、ありがとうございました。皆様、間違った情報を出して大変申し訳ございませんでした。

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