iPhone 4と3GS+iOS4とで「技適マーク」認証国が異なっているのですね
おはようございます。
傘をささずに会社までたどり着けたのが不思議なくらいにダークな空です。今朝は「技適マーク」がちゃんとiPhone 4の設定画面の中に入っていたというご報告です。
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2010年4月28日付けで施行された、電気通信事業法(昭和五十九年法律第八十六号)、端末機器の技術基準適合認定等に関する規則の一部を改正するという、総務省の省令によって、
これまで特定無線設備及び端末機器(以下「特定無線設備等」)に付されていた技適マークを、映像面を有する特定無線設備等に電磁的方法により記録し、当該映像面に表示することを可能とする
ようになりました。
なんとも硬い表現ですが、その『電磁的方法』を確認してみました。要は「技適マーク」がディスプレイで確認ができればいいということです。
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方波見さんの4月の人気エントリー『輸入したiPadを使うのに技術基準適合認定マーク(技適マーク)を個人で取得する必要があるというので、聞いてみた。 ざっくり10万円! 更に、技術資料が必須です。』にもありましたように、電波法は、とくに電波が見えないものであるが故に、よりきっちりと遵守した方がいいです。
『電磁的方法』による表示は、きっと世界のトレンドでもあるのでしょう。iPhone 3GSもiOS4をインストールすると、設定>一般>情報 の一番下の部分に「認証」という欄が設けられていて、そこを開くと各国の「技適マーク」相当のものが出てきます。
そして意外なことを発見(?)しました。3GSをiOS4にアップしたものと、iPhone 4とで技適マークの数が異なっています。
■iPhone 3GSをiOS4にアップしたもの
US、Canada、Europe、Mexico、Australia/New Zealand、Japan、Taiwan、Singapore、Philippines、Brazil、Russia、South Africa、United Arab Emirates
■iPhone 4でのもの
US、Canada、Europe、Mexico、Australia/New Zealand、Japan、Singapore
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発売のタイミングとか、あるいは本当にそれが取れているものだからか、違いがあることに意外な感じを覚えながらも、きっとiPadもこの秋にiOS4にアップデートすると、同じようになるのかな、と思ったりしました。