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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

視察の準備作業で来週ジャカルタに行きます

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近況報告というわけでもないですが、先日お知らせした9月のインドネシア視察の準備で来週ジャカルタに参ります。
今は夏休みなので、前後の便がなく、21日に発って30日の朝に帰ってくるという長大な旅行になってしまいました。22日から始まる週の正味3日滞在すれば済むのですが。まぁこれはこれでよしとして、初訪問するジャカルタのあれこれを見てくることとします。

インフラプロジェクトの関連では、案件は、各省および自治体が「持っている」ということが、訪問のセッティングをしていくなかで、ひしと伝わってきます。従って、案件を発掘するには、アプローチしたいと考えるセクターの担当省でPPPを管掌する担当官にお会いするか、PPPプロジェクトに熱心な自治体を突き止めて、案件を統括している担当官にお話を伺うかということになると思います。どこか1つの窓口を訪問すれば、すべて状況がわかるという風にはなっていないようです。

可能であれば、ジャカルタや西ジャワ州都のバンドンや、石炭鉄道案件が複数あるカリマンタンなどにある程度の期間滞在して、関係筋を次から次へと訪問して、各省や各自治体の担当領域を詳細に把握し、白地図を塗っていくように理解を深めて行けば、「この種の案件についてはこの方に行けば話が早い」ということがわかるようになると思います。
(1ヶ月程度の期間を与えていただければ、やらせていただきます^^;)

また、政府筋、自治体筋だけでなく、インドネシアのPPPプロジェクトでは、アジア開発銀行や世界銀行がファイナンス面で支援するものがありますので、そうしたところも押さえるべきでしょう。あとは、インドネシアのPPP案件で活躍している欧米豪系のコンサルティング会社(インフラ専門のコンサルティング会社)が存在しているようです。そうしたところも要コンタクト先ですね。

個人的には、すでにこのブログで書いたセクターの案件以外に、バイオ燃料としてのポテンシャルが大きいパーム(ヤシの木)関連の案件、規模の大きな食料生産に関わる案件なども、中長期ではかなりのポテンシャルがあると思います。インドネシアはジャワ島からはずれると、そうした案件がかなりあるようです。

いずれにしても楽しみな国です。

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