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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

臨時セミナー:-エクセルの収支シミュレーションで確認する-固定価格買取制度下の太陽光発電の採算

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再生可能エネルギー特措法が成立し、固定価格買取制度が始まることとなりました。太陽光発電事業への参入を検討している自治体や企業も少なくないことと思います。

固定価格買取制度下の太陽光発電事業は、年間の売電収入がある程度読めるため、エクセルによる収支シミュレーションモデルをしっかりと作りさえすれば、事業を実施すべきか、留まるべきかのポイントがすぐにわかります。

先日、コンバインドサイクル発電事業の採算性を簡易に判断できる収支シミュレーションモデルを作成してみましたが、採算のポイントが非常にはっきりと理解できることがよくわかりました。

今回のセミナーでは、太陽光発電事業用に新たなエクセルの収支シミュレーションモデルを作成し、それを元にいくつかのケースを想定して採算性をチェックします。20年操業の前提で毎期のキャッシュフローを算出し、IRR(内部収益率)が標準とされる8%を超えるかどうか、キャッシュが枯渇する期があるかどうか(事業継続には新規の借入が必要になる)、20年後にどの程度のキャッシュが残るか(毎期の配当原資となる)を見ます。

なお、このセミナーは太陽光発電事業への参入を促すというよりも、参入以前に採算性をよく吟味して、参入すべきか、それとも留まるべきかを見極めるための ツールを得るところに眼目があります。売電事業は長期にわたる事業であり、投資額も大きく、投資の意思決定には慎重を期す必要があります。

作成した収支シミュレーションモデルは、セミナー参加者の方々にセミナー後に配布しますので、お手元で様々な条件の数字を入れて、採算性を確かめることができます。また入力項目をより詳細にして、現実に近いシミュレーションを行うこともできます。

[日時]
2011年9月6日火曜日 14時〜15時30分

[場所]
セミナールームAKIBA3021
JR秋葉原駅徒歩1分
地図はこちら

[受講料]
10,000円(参加者1名につき)
*受講者にはセミナー実施後、エクセルの収支シミュレーションモデルを配布します。受講料は入場時に現金でお支払い下さい。領収書をご用意します。
*なお受講申込は末尾をご参照ください。

[今回のセミナーのポイント]
■固定買取価格がいくらなら採算が取れるのか
■太陽光パネルkW単価がいくらなら採算が取れるのか
■新たに土地を手当てする際(地代・固定資産税が必要)は採算が取れるのか
■工場など床面積が広い建物の屋根に設置すれば架台が不要になる。採算はどうか?
■プロジェクトファイナンスにより数十億円規模の融資を受けるケースでは、事業者側のリターンはどうなるか?

[セミナーで説明するケース]
●自治体が公営電気事業として行うケース
●自治体がPFIコンセッション方式の官民連携で実施し、資金調達を民間が行うケース
●工場やショッピングセンターなどの屋根を活用するケース(架台コストが極小になるケース)
●メーカーなどが遊休地を活用するケース
●企業が土地を借用して実施するケース

[受講申込]
・メールタイトルに「太陽光発電セミナー参加希望」と記し、以下の項目をご記入の上、 sales@mediaplanets.jp までメールをお送り下さい。24時間以内に受講申込確認のメールを返送致します(満員の場合にもその旨お知らせ致します)。

- 氏名
- ご所属
- 電話番号(エクセルファイル送付の不具合などがあった場合に連絡を差し上げることがあります)

以上、ふるってご参加ください。

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