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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

Eurythmicsネタ:capsule「グライダー」のPVをiTMSで買ってみた

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先ほど、capsuleのPVが売られていないかと思って、iTMSで確かめてみたところ、以前に買ったSugarless GiRLのほかに「グライダー」があるのを発見しました。プレビューを見てすぐに購入。300円。

ちなみにSugarless GiRLのPVはあの名作「吉幾三×Capsule×DaftPunk×BeastieBoys StarrySky - IKZOLOGIC Remix -」にも主素材として使われています。コシジマさんのStarry skyのサビが入るあたりから流れるモノクロの動画がそれ。

「グライダー」のPVは”雲の間を踊りながら飛び跳ねていく天使”がビジュアルのモチーフで、完璧作り込みメルヘン路線。ギリシャ神話のイカロスが下敷きになっているためだと思います。

これはこれですごく完成度が高いのですが、見ているそばからおかしい。なぜならEurythmicsの引用が随所にあるから。そういえば全体が"There must be an angel~♪"な感じも。

ギターを弾く中田ヤスタカは、Dave Stewartが何かのPVでやる気なさそうにだらーんだらーんとギターを弾いていたビジュアルの完璧なコピーになっているし、コシジマさんも全体にかもしている雰囲気はAnnie Lenoxのそれ。無理くり似せているわけではないけれど、なんとなく全体として、「Annie Lennoxをかわいらしくキメてみましたと」いった感じになっています。Who's That Girlのポラロイドでパチリのシーンの挿入もあります。

EurythmicsのPVはものすごく完成度が高くて、You Have Placed A Chill In My HeartとかShame(リンク先は末尾が切れてます)とか、ものすごいビジュアルの作品がいくつもあります。他のアーティストのPVを色々研究してきたわけではないけれども、Eurythmicsのは買っててよかったという感じがありました。

中田ヤスタカが彼らのビジュアルを引用しているのも、すごく納得できる気がします。(2008/05/08改稿)

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