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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

未来の企業が少し見えた

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棚橋氏の考えをベースに、すごく簡略に未来の企業の姿を想起すると、次のようになると思います。

・社内は”同士”的に結束している。そのなかでも主だった人は、いわゆるEmployee Generated Mediaを使って、外部とインタラクションを行う。
・EGMを通じて、社外で”同士”が集まる(”同士”に相当するコミュニティが自己組織化する)。彼らはCGMを使って彼らに同調する消費者に影響を与える。
・社内の”同士”と社外の”同士”とはウマが合う。従って、Consumer Focused Innovation(または民主化するイノベーション)をうまく機能させることもできる。
・双方納得してイノベーションを連続的に敢行。市場がうまく受容してくれれば企業価値がいや増す。

以前に掲出した円環がこれでうまく回るのかも知れませんね。

ここで経営者の役割とは何か?”同士”の親玉であることでしょう。”塾長”といった雰囲気ですね。外部から見て、いま現在そんな風にやれていそうなのは、任天堂、USEN、ユニクロ(ただし間違っているかも知れません、ゆめゆめ推奨銘柄だなどと勘違いしないでください)。ほかにどこかあったら教えてください。

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