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15回目: Exposure Notifications ExpressとiOS 13.7

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Exposure Notifications Expressとは、当局の協力の元、スマホアプリ無しで機能を提供する仕組みのこと。前回書いた、単なる暴露通知の第二弾ではありませんでした。以下のAppleのドキュメントに詳しい。
Supporting Exposure Notifications Express
アプリ有りと無しは同時に提供できるそうですが、既報の通り、日本では接触確認アプリ(COCOA)が必要です。

Exposure Notifications Expressに対応するには、当局は、キーのアップロード中に陽性判定を検証するTest verification serverとキーのアップロードとダウンロードを行うKey serverの2種類のサーバーを用意する必要があります。前者は、現行COCOAの「処理番号」の発行と検証に相当するようです。また、Googleが既に参照実装を提供しています。

さて、iOS 13.7になったら、iPhoneでの日々の感染した方との接触確認結果の表示と、ログフォーマットが変わっていました。前者は、設定アプリのトップに「接触通知」ができたのは良いですが、iOS 13.6までのように何件確認したのかは表示されなくなってしまいました。その代わり、「接触のログ記録の状況 - 接触チェックの記録」の表示が、1日単位で集約されるようになったので、確認が容易になりました。後者、ログフォーマットもその表示とあった形式に変わり、再び不慣れなPythonスクリプトを修正し、昨日までの状況が以下。着実に報告されてますね。
COVID-19接続のログ記録

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