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大公開の時代

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TwitterのTweetをつぶやきと訳した発想は素晴らしいですが、勘違いも与えてしまったと思います。
現実世界のつぶやきは、届いても数人の範囲です。しかし、Twitterでは世界中から見れてしまうだけでなく、記録が残って後から振り返り(検索)できます。誰がいつ見るかわかりません。
つまり、Tweetするときは、誰にも見られることを意識(自制)すべきです。

最近はやりの位置に関するサービス。
僕はfoursquareを何となく楽しんでいますが、位置で行動記録が公開されます。

でも、これらは自分で情報を制御できるから、まだましです。
例えば、Google Street Viewは、例えば今まではわざわざ自宅まで来ることを前提で公開していた情報が、知らぬ間に全世界に公開されてしまいます。
それだけでなく、どこかでたまたま通った車に写されて公開されてしまうかもしれません。Webカメラもたくさんあります。

以前は住所だけでは簡単に家の位置まではわかりませんでしたが、今は地図サービスで簡単にピンポイント検索できてしまいます。

Googleの現CEO Eric Schmidt氏がどこかで言っていたように、もはやプライバシーは無いのかもしれません。勝手に情報を集めている連中に言われたくない言葉ですが、Internetと各種サービスによって、情報の展開コストがとても安くなり、スピードもとてつもなく速くなってしまったと言うこと。便利であると同時に注意も必要です。
今は家の中まではのぞかれていませんが、機器の使い方からトレースされたりするかもしれませんね。

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