IBM developerWorksで思ったこと「関係性」の中心に人がいる
テクネコの加藤さんが【IBM developerWorks】最後は人のチカラですで書かれている部分とかぶってしまうのですが、私も人の部分に興味を持ちました。既に参加された方が詳しい説明をされているので、省略します。って、ことにさせてください(笑)
6つのキーワード
1.デジタルエコノミー
2.データに基づくスマートな意志決定
3.サービスの質
4.クラウド
5.セキュリティ
6.ビジネスに変革をもたらすハイブリッドシステム
にある、5番目のセキュリティが気になるのは、仕方ないでしょう(笑) 気になったポイントが2つありました。
1つ目.セキュリティの脅威は、脅威の単体だけならば大したこともないが、複合したり、複数の脅威が組み合わさると、新たな脅威となる。
これって、インフルエンザのように昨年のウィルスが拡張?して別なものが生まれてくることに通じるようなイメージをしています。コンピュータウィルスにしても亜種と呼ばれるものは、同じですね。
そんなの知っている!ってものが、複数重なってくると、それって何?に変わってくるのでしょう。そんなに新しい脅威はないのです。既知の脅威や古典的なものの複合技なんでしょう。私はお酒を飲みませんが、バーテンダーが作るカクテルってこんな感じなのでしょうか?
2つ目は、セキュリティの範囲となる枠の話でした。従来、この枠は会社とか、団体、そのプロジェクトなど、社外を横断しても束となった集合を枠として捉えればよかったのでしょう。
これらの枠が変わってくるって話でした。私のイメージした枠の範囲は、これ以上小さい単にならない1個人よりも小さな単位、個人が使う機器とか、もっと小さな単位でも良いですね。
個人であれば、子供の頃のえんがちょがイメージにピッタリ(笑)。。。バリアを張るのです。
テクネコの加藤さんとそんな話をしていたのですが、それは結界だろう!仰っていました。誤変換して決壊になりそうでした(自爆)
セキュリティの結界範囲が小さくなり、多段的になっていくのだろう。。。と勝手なイメージをしていました。
関係性は、1つ目にも2つ目にも共通するものです。関係性に関する名著はバラバシの新ネットワーク思考―世界のしくみを読み解くです。仏陀も言っていることです。
「両手を打ち合わせれば音はする。片手ではどんな音がするか?」ってのが禅の公案にもあります。関係性そのものです。
関係性をテクノロジーだけで考える人・・・多く見てきました。セキュリティにテクノロジーは必須なことです。しかし、必ず人が介在する以上は、その関係性の一部にしかテクノロジーは有効でない。ってことを知らないと、関係性は成り立ちません。結局、関係性ってコミュニケーションなのだと思っています。
今回、2つの新たな気づきを得られました。
1.「テクノロジーではなく、テクノロジーが生み出す「関係性」」
2.セキュリティの結界範囲を「えんがちょ」という単位に私の中で決めました。未だ結界範囲が不明なのですが、3えんがちょ。。。などの、数値化した単位!う~ん、単位がないほうが良いかも(爆)
気づきって、こんな中から生まれてくるのだと思いました。関係者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。