オルタナブロガー林雅之氏の「クラウド・ビジネス入門」:可能性をワクワクしながら一気読みしちゃった
先日のブロガーミーティングの時に著者の林さんよりいただきました。無理にねだってサインもいただいた貴重な本です。
「クラウド・ビジネス」入門 -世界を変える情報革命、今日から書店に並び始めます。(修正:本日より書店への配本が始まります)
クラウドは、私の頭の中ではクラウドよりも雲に違いイメージだったので、入門を読み再確認してみよう!と思い読み始めてみました。入門くらいはわかっているつもりでしたが、読んでいると「ふ~ん」「へぇ~」「ほ~ぅ」と、意外と知らなかったことが書かれました。一気読みするつもりはなかったのですが、で。。。その次は?・・・で、どうなるの?・・・なるほど!と。。。
私も本は良く読みますが、コレ系の入門書ってとてもわかりやすく良く書かれているものと、表層的で薄いものの二極化に分かれている印象を持っています。入門もわかっていない私が入門をナメテいる証拠かもしれません。
クラウド・ビジネス入門は、わかりやすくまとめられ、先がもっと知りたくなるように書かれていました。林さんに「してやられた」のかもしれません(爆)
クラウドって言葉が、抽象的な表現だからか?今はまだクラウドって抽象的なものなのか?私の中では、ASPでいいじゃん、って程度しか思っていませんでしたが、もっと進化していたのですね。
しかし、よく考えてみると、最初にコンピュータをさわった頃は、ネットワークにもつながってない単独のものでした。今ではネットワークにつながらないコンピュータは、相当用途が特定されたもの以外は、ネットワークにつながってないと何も出来ないですね。モバイルで通信環境の良くないところでも、資料作りなど単独で使えますが、慣れってコワイものですぐにネットに繋ごうとする自分がいるのです。自他共に認める「ネット中毒」です。単独な状態では、もはやムリ!な状態です。
このネットワークの先がクラウドなのでしょう。私的には、梅田望夫さんの書かれたウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まるで書かれている、ネットワークを「こちら側」と「あちら側」で考えるほうが、まだしっくりきています。
シンクライアントのサーバを社内である「こちら側」に置こうが、ネットの「あちら側」に置こうが、端末には何も入っていなければ、クラウドでも同じなのだろう。と思います。
セキュリティの問題も、もちろんありますが、用途によってはクラウドのが安全だと考えます。クラウドにあった方が都合いいことが多くあると思います。
今回、クラウド・ビジネス入門を読み、広がる可能性にワクワクしてきました。林さんも書かれてますが、すべてバラ色でないと思いますが、間違いなく可能性があり実用性のあるビジネスになっていくことと確信しています。
私自身、クラウドの弱点ってイマイチ見えなかったりします。もちろん弱点はあるはずですが、それ以上に可能性に興味があり、弱点はいかようにもカバー出来るだろう。と楽観的にしか考えていません。もっと掘り下げないといけないですね。
もう一度、自分が認識できてない弱点を考えなから、読み直してみようとおもいます。