ブラックベリーのいいところ。
皆さんが使っている携帯電話は何だろう?おそらく次の三つのどれかに当てはまる方がほとんどと思われる。
iPhone
Android搭載スマフォ
ガラケー
(もしくはWinPhone?)
私は昨年、多勢のトレンドに屈してiPhoneを使い始めたわけだが、超絶なGUIやアプリ以外は、つまり、電話としては、それほど満足しているわけではない。よくボタン押し間違えるし、かばんの中で勝手に誰かに電話したりしてるし、年だから仕方がないが、まぁ、便利半分、時に不便な道具なのである。
実は、もう一台、どちらかというとメインで使っている携帯電話がある。それが、ブラックベリーだ。
最近、機種変更したCurve9300は、軽くて、打ちやすく、電話もつながるし、とてもいい。iPhoneのようにアプリは豊富ではないし、画面は小さめだし、タッチパネルではないし、エンタテインメント向きでも決してないが、仕事では思わぬ威力を発揮してくれる。
仕事で使う上で最も重宝している特長を3つあげておこう。
1)電話が通じる
驚かないでほしい。電話が通じるのである。これは、ブラックベリーの特長ではなく、キャリアの話かもしれない。しかし、携帯電話とは、ハードだけではなく、ソフトやネットワークなどすべてを一体にして価値を生むデヴァイスなのである。まずこれがしっかりしていることこそ、仕事をする上でとても重要なのだ。
ちなみに悲しいかなiPhoneは埼玉の自宅に一歩でも入ると圏外だ。そんなに田舎じゃないぞーって、心の中で3回つぶやくのが最近の日課となっている。
2)QWERTYキーボがある
iPhoneやiPadのおかげでだいぶタッチパネルも慣れた。ミスタッチも減ってきたし、フリック入力も日本語なら電車内で隣に立つサンジオ(イタリア風に言う40歳以上の男性のこと)の目が丸くなるくらいのスピードで入力することが可能だ。しかーし、英語がまずい。英語は、やはりQWERTYキーボなのである。しかも物理キー。これが圧倒的に速い。したがって、英語でメール仕事するならブラベリで、ということになる。
3)バッテリーが長持ち
ほんとかどうかわからない。しかし、一年使い続けたiPhoneよりも新品ブラックベリーの方が確実に長持ちである。Curve9300はしかも標準でバッテリーが2つついてくる。
皆も経験があるだろう。仕事をする上で最悪なのが、電話してもメールしてもレスがないこと。自分は何も悪くないのに、携帯電話がつながらないだけで「けっ、こいつ、つかえねぇ」とか言われちゃうのである。信用だって半減だ。
私自身、電源のつかない携帯電話などただの錘(おもり)と一緒だと思っているし、そんな錘を持ち続けていると不安がつのるばかりである。それを解消するのは、バッテリーが長持ちであること。これでキマリ。
ブラックベリーはつくづく私のような仕事に適していると思う。コミュニケーションを生業とし、常に連絡を取れる状態にしておくことで社長、役員、事業部メンバー、マスコミ関係者、ブロガー、アナリスト、グローバルのメンバーほか、様々な人から、「あいつはAvailableだ」と少なくとも電話越しに思ってもらえるのだ。
- 繋がるなう
- 英語打てるなう
- 待機するなう
ブラックベリーは(今のところ)私にそれをさせてくれるのだ。