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もしも洞察力があったなら……。

審判講習を受けてきました。

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年に一度、埼玉県富士見市の少年野球連盟が主催する軟式野球の審判講習を受けてきました。3月から始まる公式試合では、各チームとも審判役を出さなければならない(義務審)ので、そのときに、少しでも公正なジャッジができるようにするための講習会です。私も少しでも上達したいと思い、志願したのです。

朝八時半に集合して、まずは軽くジョギング。。。のはずなのに、なんか、ペースが速い。。。講習会場となった近隣の小学校をわずか三周しただけで息が上がってしまいました。これは先が思いやられますね。

体操をした後にまずはじめに習うのは、審判の基本動作。

審判の動作の基本は、「Go」-->「Look」-->「Call(Judge)」だそうです。この三動作をマスターすることから学びます。

「アウト」のコールの仕方は、
ひざを少しだけ曲げ、軽く手を腿に置き、構えます。

  1. ジャッジポイントまで走ります。Go
  2. 見ます。Look
  3. 「He's out!」とコールをします。Judge

そのとき、振り上げたこぶしの親指を突き出してはいけません。あくまでもこぶしのままで。
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「セーフ」のコールの仕方は、
ひざを少しだけ曲げ、軽く手を腿に置き、構えます。

  1. ジャッジポイントまで走ります。Go
  2. 見ます。Look
  3. 「Safe!」とコールをします。Judge

両手は水平に広げ、間をおいてから戻します。

ここで一番注意しなくてはいけないのは、コール自体を落ち着いて行う、というものです。審判が重要なのは、「ちゃんと見て、ジャッジしているよ」ということのアピールです。判定に迷って首をかしげたり、野手が落球をするのを見届けずにアウトコールをしてしまった場合には、試合参加者や観客からの信頼を失いかねません。そのようなことがないように、「ちゃんと見て、ジャッジしているよ」を、「Go」-->「Look」-->「Call(Judge)」の基本動作にこめるのが重要だということでした。

なるほど、ただジャッジをしているわけではなく、試合会場でゲームを進めるための奥深い考え方があったのでした。(つづく)

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