コントロールできない要素を排除する、という考えを学ぶ
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「さっきのはボールだった、とかそういうことを審判に言っても自分にとっては絶対にプラスには働かないんですよね。」
イチローの言葉だそうです。
審判の判定は覆らない、だったら、つぎはそのストライクの球を打ってみよう、というのがイチロー流とか。
かっこいいですね。
世の中には、この審判と同じように、自分ではコントロールのきかないものがゴロゴロしています。
「Pack Your Own Parachute」という言葉。自分のパラシュートは自分で背負いなさい。自分のやるべきことに集中しなさい。これは、コントロールがきく、自らが集中すべき責任と行動をさしています。
重要なのは、自分ではどうしようもないことに不平不満を言うことではなく、いま自分ができることに意識を注ぎ、常にメンタルをコントロールしていくということです。
今朝、通勤中に読んだ「イチロー式集中力」(児玉光雄著)の中にあった話。
審判の判断は、やり方によっては、ひょっとするともしかしてどうにかなるのかもしれませんが、時間もかかるし、試合と自分の魅力を鈍らせてしまう。それよりも、次のチャンスを狙って、ベストパフォーマンスを狙う。これこそ、未来型の生きかたではないかと、とってもうれしくなりました。
つまり
つらいこと大変なことは世の中にたくさんありますが、世の中こそコントロールのきかないもの。であれば、これについての不平不満で時間を費やすのではなく、自分の責任を果たしていくほうが、自分や仲間にとってもよいのではないかということを学んだのです。
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