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【mixi meetup 2010】③エンジニアトーク「日本のプラットフォームの現状と今後」議事録

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午前中3本目です。
「ソーシャルアプリの成功戦術」の方にいたんですが、ちょっと技術的な話も聞きたいと思ったので途中でエンジニアトークの方に移動しました。途中参加の上、パネルディスカッション形式なのでまとめずらかったです。。(やばいくらい)品質が低いことをご了承の上、ご覧ください。複数社が回答する質疑応答に関しては掲載を諦めたのですが、楽しい内容が多くありましたので、今後出てくる(であろう)まとめ記事などを別途参照いただければと思います。

■ パネリスト :
山家 匠 氏 〔 グリー(株) メディア開発本部 リーダー 〕
安生 真 氏 〔 (株)ケイブ 事業開発室 システムアーキテクト 〕
山口 徹 氏 〔 (株)ディー・エヌ・エー ソーシャルメディア事業本部 プラットフォーム統括部システムグループ プログラマ 〕
山下 英孝 〔 (株)ミクシィ サービス本部 パートナーサービス部 開発グループ 〕

■ モデレーター :
北村 英志 氏 〔 グーグル(株) SocialWeb Japan 代表 〕

■メモ(敬称略、発言者無印はモデレータの北村氏)

■APIの話
mixiには監視するためのAPIが含まれていないけど?
→マイミクと遊ぶものなのでそれほど危ない投稿がないと思っている。(山下)

Greeはどうか?
→リアルとバーチャル両方のソーシャルグラフをとっていきたい。(山家)

プラットフォームの特徴と活用方法
→プラットフォームが違いを吸収してくれるのでマルチプラットフォームで出せる。ただ、差別化のために各プラットフォームが拡張を追加している。この拡張の部分をどう使うかがアプリプロバイダの腕の見せ所。(安生)

■モバイルの話
Mixiモバイルプラットフォームの構造は?
→ユーザーからはアプリプロバイダのサーバがmixiのサーバによって隠蔽されている。2者間はOpenSocialAPIで通信している。(山下)

モバゲーはmixiの構図とどう違うのか。
→mixiはOAuthを使うが、モバゲーはアクセストークンを付けてもらう必要がある。トークンの有効期限が短いのでパートナーが苦しんでいる、と言われている。

GREEの場合は?
→コンシューマーリクエストとアクセストークンどちらでもいける。(山家)

mixiがモバイルでOpenSocial世界初、すごいよね。
→mixiに入る前からやっていた。OpenSocial本家に日本のモバイルアプリの使用を標準化してもらえるように提案している。いくつかコメントをもらっているが、おおよそ提案している内容でいけそうだ。(山下)

スマートフォン向けのMixiアプリForTouchについて
→PC、モバイルどちらとも違うアーキテクチャ。インターフェースはmixiが提供するHTMLベースだが、iframeの中はアプリプロバイダのWEBアプリがそのまま表示される。JavaScriptでポップアップなどを呼び出す形。アプリプロバイダのWEBアプリはサーバサイドでmixiのAPIと通信している。

スマートフォン対応、MiniNationはどんな感じ?
→iPhoneネイティブアプリ向けのSDKを出す。年内にスマートフォン対応予定。ワンソース・マルチプラットフォームになる予定。(山口)

GREEで有料課金がスマートフォンからできる?
→年内にiPhoneから登録ができるようになる。ゲーム提供も年内。Androidについては対応予定はあるが時期は未定。(山家)

mixi アプリ for touch、ネイティブアプリもでる?
→午後発表します(山下)

プラットフォーム間の相互乗り入れの可能性は?
→技術的な可能性としてはあるが、双方にとってビジネスになるか。(山口)
→同じ意見です(山家)
→同じ意見です(山下)

既存のサービスを各ソーシャルプラットフォームのAPIを利用して使うような未来がくるか。
→今あるプログラム資産をそのまま使えるのであればその方が嬉しい。今まではモバイルといえばFlashLiteだったがJavaScriptになる。この研究はしていかなければならない。ただ、長い目で見るとHTML5が要素が重要になってくる。(安生)
→ネイティブアプリとWEBアプリ、開発コストはどちらが有利か見極めていきたい。(北村)

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