失敗しないウェブアプリケーション開発の処方箋

【Facebook】活用を検討している人向けに、Facebookファンページ紹介スライドを作ってみた

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お世話になっております。
ループス岡村です。

先日オルタナブログ定例ミーティングで紹介したプレゼンテーションをアップさせていただきます。Facebookについてはまだまだ勉強中のため、色々と不足事項や認識違い等あると思います。お気づきの点はご一報いただけると幸いです。


6ページ目にある動かない動画はYoutubeにあがっている以下のものです。


http://www.youtube.com/watch?v=23KLU2hnB0s

◆内容のサマリ

  1. 『 Facebook ファンページ活用提案』
    2010/06/22  株式会社ル-プス・コミュニケ-ションズ コンサルティング・レポ-ト
    岡村直人
  2. Facebook について
  3. Facebook について
    • 世界最大の SNS 。 会員数 5 億人弱 、 毎月 1000 万人以上 増加中。
    • 月間アクティブユーザー数 3.8 億人 (Inside Facebook 2/1) サーバ台数 6 万~ 10 万台(推定)、 1 秒 5000 万リクエスト。
    • 2009 年の売上高 8 億ドル、市場価値推定 400 億ドル程度 ( 9 割以上が広告収入と推定される。仮想グッズ販売は 10 億ドル程度) 参考 :Mixi1.5 億ドル、 DeNA5.3 億ドル程度( $1=90 )
    • Facebook アプリは 1 日に 2000 本リリースされている。
    表: Facebook の国別月間アクティブユーザー 図: Facebook の収益構造(斉藤徹ブログより)
  4. 日本における普及状況
    • 2008 年に日本語版を提供開始、 2010 年日本国内にオフィスを開設。 日本のモバイル環境に合わせたサービス の提供が目的( Javier Olivan 氏)。
    • 日 本在住のユーザーは 120 万人程度 ( 2010 年 6 月時点)。 2009 年 5 月時点では 33 万人、 1 年で 4 倍近くの伸び。
    • 6 月 24 日、利用者数 10 億人を目指す施策で Zuckerberg 氏が 日本・ロシア・中国・韓国向け PR を強化 する方針を発表。今後 3 年~ 5 年で各国トップ SNS の座を取得する可能性を示唆。
  5. Social Plugins
    • 2008 年に提供開始された Facebook Connect を、より簡易に利用できる仕組み。
    • 「 Like ボタン」や「コメント欄」、「ライブストリーム」などの 8 種類のガジェットが用意されている。
    • 話 題の「 Like ボタン」
      • ファンページの「ファンになる」ボタンのリプレイス(語弊有)。 4 月 21 日の発表から 1 週間で 5 万サイトが導入。 5 月 11 日には 10 万サイト突破。
      • Washington Post (ファン 54,470 人)では Facebook 経由のトラフィックが 290% 増加。 ABC News (ファン 47,998 人)は 290% 増加。
      • IMDB (映画情報データベース。ファン 179,477 人)では 3 週間弱で 350,000Like 。
  6. Facebook  ファンページと自社サイトの連携イメージ
    あなたのウェブサイトに関するコンテンツ 他の Facebook ユーザーが閲覧 WEB サイトと Facebook の間を反復しながら 情報が伝播していく
    • 実例紹介
    • LEVI STRAUSS & CO
    • ( リーバイス )
  7. 実例紹介 ー  LEVI STRAUSS & CO ( リーバイス )
    •  同サイトの 4 月の月間 UU 約 45 万人のうち、 Facebook 経由の流入は 15.83% で 1 位。
    •   Google 経由の 15.66% を上回っている。
    Levis New Friends Store Social Shopping Site  http://www.youtube.com/watch?v=23KLU2hnB0s
  8. FRIENDS STORE  ( Levi’s  自社サイト)説明
    Ajax による非同期処理で軽減されているものの、たくさんの JavaScript 処理と API 連携のおかげで表示は若干重いです。
  9. 自 社サイトに  Social Plugins  を採用するメリット
    • 自前でシステムや DB を持つことなく、 顧客からの フィードバックシステムを構築 できる。
      • ただし、自社サイトに埋め込む手間やカスタマイズコストはかか る。
    • コンテンツに 「信頼性」 を付与することができる。
      • 商 品の選択基準として 90% の生活者が知人のクチコミを信頼(ニールセン調査)。
    • 顧客の投稿は投稿者 の Facebook マイページを通して 自動的にクチコミ される。
      • クチコミの伝達経路として Facebook のソーシャルグラフを利用できる。
    • (今ならまだ) 先進性 をアピールすることができる。
      • Facebook に目を付けているとか、なんとなくかっこよくないですか?
  10. Facebook 上の  Levi’s ファンページ 掲示板では管理者からの情報発信の他、ファンからの投稿を受け付けることも可能。管理画面で設定できる。 サイドメニューには投稿された画像、動画、リンクなどの情報が表示される。 ファンページの開設は特別な手続きも必要なく、 10 分程度で可能。 25 名以上のファンを獲得した時点で Facebook インサイトというアクセス状況確認ツールが利用できる。
  11. Facebook 上にファンページを開設するメリット
    • 日本国内 120 万人の集まるプラットフォームに コンタクトポイントを無料で設置 できる。
      • 現 在の利用者はアーリーアダプタが多いと思われるため、そういったユーザーにアピールしたい企業にはより一層メリットがある。
    • 現 在公開中の 自社コンテンツを集約 することが可能。
      • RSS や Twitter 、 Youtube など多くのリソースから情報を取得・公開できる。
      • 自社専用の、いわゆる「ソーシャルメディアア グリゲータ」として機能する。
    • 自前でシステムを用意するよりも割安。
      • コ ストの高い自前ソーシャルグラフ収集・管理システムを構築する必要がない。
      • サードパーティの開 発した Facebook アプリを利用することができる。
      • (ターゲットユーザーが Facebook 上にいれば) FacebookAd は案外割安。
  12. 活性化のポイント
  13. 目的をはっきりさせておく
    • 対話エンゲージメント
      • 顧 客との対話交流に主眼をおくブランディングツールとしての活用法。このタイプの主目的は,顧客とのエンゲージメントを深めることにある。
    • 販 促プロモーション
      • 顧客に自社商品やイベ ントなどを案内し,セールス誘引ツールとして活用する方法。来店,集客,商品サービスの販売が主目的。
    • 顧 客サポート
      • 利用者に自社商品サービスに関係する サービスを提供し,顧客コミュニケーションツールとして活用する方法。問い合わせに応対するパッシブ(受動的)サポートに加え,自ら困っている人を探す アクティブ(能動的)サポートも増えている。
    • コラボーレション
      • ツ イッターをユーザーと提供者のコラボレーション・ツールとして活用する方法。
  14. 成功の方程式  ( Social Media Examiner 記事 より )
    • Vision + Branding + Inbound Marketing + Engagement = A Rock-Solid Facebook Page
      • 無 視し難い、崇高な理想を掲げる
        • 世界を救おう、というものでなくてもよい。成功している ブランドの背後には、顧客の幸せと素晴らしいブランド体験のために、情熱を持ち、心を砕いて活動している人々がいる。
        • ビ ジョンをに耳を傾けてくれる人達を特定して語りかける。
      • 賢いブランディング
        • Facebook 上の潜在顧客を最大化するために、ファンページを自社の「出張所」として利用する。
          • Static-FBML アプリを使ってファンページを自社サイト化
          • クーポンや キャンペーンを展開
      • 戦略的なインバウンドマーケティング
        • “ build it and they will come”  というコンセプトは Facebook では通用しない。
        • キー ワード最適化、オプトイン広告、ブログマーケティング、動画提供、クロスプロモーションなどを複合的に組み合わせる。
      • リ アルタイム・エンゲージメント
        • 時間と努力を費やし、顧客と頻繁に接する。特にビデオ投 稿は反応が良い。
        • ブランド主導ではなく、顧客同士のやり取りの中へ入ってい く姿勢が好まれる。
  15. 効果測定
    • Facebook Insights
      • カ スタマイズ可能な高性能解析ツール
      • ユーザーのセグメント単位での集計が可能 ※プライバシー設定の影響は受ける
      • FB アプリケーション利用時はパフォーマンス測定も可能
  16. はじめよう。
  17. Facebook 側作業 (デモ)
    • Facebook ファンページを作成する。 http://www.facebook.com/pages/#!/pages/create.php
    • ファン ページの設定を行う。
      • 管理者の設定
      • 基本設定
      • 掲 示板設定
    • 自社コンテンツと連携する それぞれ適当なアプリを探してきて設定。
      • RSS
      • Twitter
      • Youtube 動画
    • 以下の URL から LikeBox を生成する。 http://developers.facebook.com/docs/reference/plugins/like-box ※ 「 Facebook Page ID 」は作成したファンページの URL に含まれる 10 数桁の数字。
    • 必要に 応じて Like ボタンを生成し、設置する。  http://developers.facebook.com/docs/reference/plugins/like
      • Like ボタンと Share ボタンの違い
        • Like ボタン を押した場合のプロフページでの見え方
        • Share ボタン
    自 社サイト側作業① アクティビティに 1 行出る程度。ただしコメントを付けると掲示板に昇格。 単に「 Like 」するより大きめの表示。アイコンが違う。 マウスオーバーすると詳細がポップアップする。
  18. 自社サイト側作業②
    • Facebook Javascript SDK
      • オープンソースの JavaScript ライブラリ http://github.com/facebook/connect-js
      • Social Plugins の XFBML 版を利用するのに必要 ※ Facebook ドメインの外で動作する <iframe> アプリケーションや、 FacebookConnect を実装するアプリは XFBM を使わなければならない(らしい)。
      • 「 you must  register your application 」と書いてあるがファンページでも使えた(気のせいだったらすみません)
    • Facebook JavaScript SDK のロード(例)
    <div id=&quot;fb-root&quot;></div> <script> window.fbAsyncInit = function() { FB.init({appId:  ‘your app id’ , status: true, cookie: true,   xfbml: true}); }; (function() { var e = document.createElement('script'); e.async = true; e.src = document.location.protocol +   '//connect.facebook.net/en_US/all.js'; document.getElementById('fb-root').appendChild(e); }());</script>
  19. ファ ンページのバナーを手に入れ、設置する。
    http://www.facebook.com/badges/
  20. 自社サイト側作業 自分が管理しているファンページの一覧が表示される。テキストボックスにある HTML コードを、自社サイトにコピペすれば設置完了。 ファンページ用以外にも個人用バナーなど 4 種類が利用可能。なぜか Share ボタンへのリンクは見当たらない。 Like ボタンが推奨されている?
  21. 紹介できなかった Social Plugins①
    • Activity Feed こ のガジェットが組み込まれたページ(変更可能)に関する Facebook ユーザーのアクティビティを表示します。例えば、このブログエントリが  Facebook ユーザーのだれに支持( Like )されたとか、共有された、という情報が表示できます。 
    • Recommendation こ のガジェットが組み込まれたページ(設定変更可能)に関するおすすめ記事が表示されます。おすすめのロジックは未調査ですが、 Facebook 内での共有情報 を元に独自の重み付けがされているのではないかと思います。
  22. 紹介できなかった Social Plugins②
    • Login with Faces ※XFBML での記述となるため、 JavaScriptSDK が 必須です。 ①ログインボタンを表示します。 ②クリックするとファンページとの接続可否を   確認する画面が表示されます。 ③接続を許可すると、接続済みの   あなたの友達情報が表示されます。
    • Facepile 「ログイン」ボタンがない以外は「 Login with Faces 」とほぼ同じ機能(だったような・・・)。 「エー、あなたもこのブランド好きだったの!?」的なサプライズが期待できます。
    ① ② ③ ログインボタンを押すと、ファンページがユーザーのデータにアクセスしていいかどうかの確認画面が表示される。 アクセスを許可すると同じファンページやアプリを支持している友人情報が表示される。
  23. 紹介できなかった Social Plugins③
    • Comments このヴィジェットを設置するとなたのサイトにコメントの入力欄と送信ボタンが表示され、エンドユーザーがコンテンツにコメントすることができるようになり ます。
    • Live Stream このヴィジェットを設置することで、アプリケーション共有に関するアクティビティや、ユーザーのコメントをインタラクティブかつリアルタイムに共有するこ とができます。 Ustream のコメント窓のような動作イメージです。
  24. Static FBML
    • イ ンストール
      • http://www.facebook.com/#!/apps/application.php?id=4949752878&ref=search
    • 使い方
      • http://developers.facebook.com/docs/reference/fbml/
    • FBML 記述例1: Youtube ビデオを張り付ける
      • ※ 「 xxxxxxxxxx 」は Youtube ビデオ ID
    • FBML 記述例2:コメント欄を作る
    <fb:swf swfbgcolor=&quot;000000&quot; imgstyle=&quot;border-width:3px; border-color:white;&quot; swfsrc='http://www.youtube.com/v/xxxxxxxxxx' imgsrc='http://img.youtube.com/vi/xxxxxxxxxx/2.jpg' width='340' height='270' /> <fb:comments xid=&quot;titans_comments&quot; canpost=&quot;true&quot; candelete=&quot;false&quot; returnurl=&quot;http://apps.facebook.com/myapp/titans/&quot;> <fb:title>Talk about the Titans</fb:title> </fb:comments> 
  25. メモ
    • タブ上にコンテンツを追加する場合は FBML を使用。 それ以外は <iframe> の使用が推奨されている。
    • 1 つの Like ボタン設置につき、最低 12 回のユニークなリクエストが発生し、 1 秒弱のロードタイムを要する。 http://econsultancy.com/blog/6074-facebook-like-an-online-retail-case-study
    • プライバシーに関するリスクがあると言われている。自社ページを閲覧しているユーザーは Facebook のプライバシーポリシーを了承しないかもしれない。
  26.  オルタナブログで使う際の注意点
    • HTML モードで編集する際は、記事編集画面の「この編集画面の設定を変更」から「改行設定」にチェックを入れ、改行設定を「なし」にする。
      • そ うしないと JavaScript の途中に <br/> タグが入ってしまい、エラーが出る。
      • WYSIWYG モードで編集している場合は関係ない。
  27. ソ-シャルメディアを創造する 株式会社ル-プス・コミュニケ-ションズ  03-6683-5611
    http://www.looops.net Social Media Dynamics

Facebookの活用支援に関してコンサルティング契約を締結させていただいているお客様には資料原本をお送りしております。大した資料ではありませんが、社内稟議など、使えるシーンはあるかと思います。お気軽にお声掛けください。

Comment(4)

コメント

Nobukazu Umamyo

記事と直接関係ない、非常に基本的な質問なのですが、Open GraphでFacebookのソーシャルグラフに誰もがアクセスでき、そのサイトからの情報がFacebookにも蓄積されていくのは分かるのですが、Facebook自体はこの機能によりどのような収益を得るのでしょうか?確かに、Facebookサイト自体の価値があがることで、そこに掲載する広告の価値が上がるのは分かるのですが、それだけなのでしょうか?簡単にでもご教授頂ければ助かります。

>Nobukazu Umamyo様
コメントありがとうございます。
以下個人的な意見ですが記載させていただきます。

直接的な収益にはあまり繋がらないと思います。ただし、収益をあげられないというよりは、戦略上収益を上げることを重要視していないという言い方が適切かと思います。かつてGoogleが全くお金にならないと思われた無償の検索サービス等で顧客獲得機会を最大化し、最終的には莫大な利益を上げるに至ったのと同様の最大化戦略がここでも取られているという前提で見るべきではないでしょうか。

よい資料、ありがとうございます。
当社のEC案件でファン・サイトの需要があったらSlideShareを紹介させていただいて、進行したらコンサルのご相談に...ご期待なしで(汗

岡村直人

>山本さん
わお、まじですかw
ぜひぜひよろしくお願いいたします。

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