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鳥のように高いところからの俯瞰はできませんが、ITのことをちょっと違った視線から

生きていけない

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 @ITの記事では、PCは遅いというユーザーの声を取り上げていた。これは、シマンテックの発表した「パソコン利用時のストレス調査」の結果。

 今回の調査の主題は、パソコンを使っている人のストレスについて。年代別やPCの習熟度に応じた傾向などが示されている。起動が遅いのは、私も常日頃から不満な点だ。そのせいで2年ちょっと使っているノートPCは、すでに工場出荷状態に戻すこと2度。

 PCの習熟度の高い人は、起動もそうだがアプリの動作が遅いことにも不満をもっているとか。こちらについては、画像や動画を扱うとかいう機会があまりないためか、普段遅いと感じることはあまりない。

 PCの中には重要なデータが増えているという認識はあるものの、バックアップなどの対策はあまり積極的にはとられていないとか。起動が遅いことやバックアップについても、やり方がよく分からないために対策を施していないという声が多いようだ。

 実際、起動を速くしようといろいろ試してみたことはあるが、あまり際立った効果が上がったためしがない。速くなる市販ソフトウェアなども適用してみたが、むしろ挙動がおかしくなり、えーいこうなったら工場出荷状態に戻すか、ってなことになる。とまあ、このあたりでストレスを感じている人は、確かに多そうだ。

 このストレスに対する1つの解決策が、ノートン360だということ。じつはこれ、入手してはいるのだがまだ効果を試していない。一応、今月中にはインストールする予定だ。

 今回の調査結果で個人的に驚いたのは、インターネットがなくなったらどう? という設問に対する答え。10%の人が、「生きてゆけないほど困る」との回答。15歳から19歳の女性では、なんと25%が生きていけないと言う。ほんの数年前までは、インターネットを使っている人のほうが少ないくらいだったのに、そんなに依存している人が増えているのか。

 さて、自分はどうか。かなりインターネットに依存した仕事の進め方なので、「生きていけない」というよりも稼げないので「食べていけない」といったところか。食べていけないってことは、あれ、結局は生きていけないから10%の部類に入っちゃうのかな。

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