ラッピング広告電車が道案内の説明を難しくする
個人的な出来事の話です。いつものようなソフトウェアの話ではありません。先週、海外からの研究者が3名ありました。米Yahoo!のインフラ研究開発やRIM(ブラックベリーのメーカ)からソフトウェア開発の効率化に向けた委託研究費用をもらっている研究者等、豪華なメンバでした。
そのうちの1人は、航空路線の関係で成田入りすることになり、その人の道案内をして、最寄り駅まで車で迎えにいくことにしました。成田から伊丹空港、関西空港への接続便が取れなかったそうで、電車移動にしたそうです。外国人向けの1週間乗り放題JRパスというのがあるそうで、それを購入し、成田から東京へ出て、そこから、ひかりに乗って新大阪に着きます(そのJRパスではのぞみは乗れないとのこと)。問題はそこからです。
話を中断しますが、私が所属している奈良先端科学技術大学院大学への交通はここにあります。ご覧いただくと以降の理解がスムーズになると思います。
話を元に戻しますと。。
1. JRパスを有利に使うためには、新大阪から在来線に乗り換えて、大阪駅まで出て、環状線に乗り換えて鶴橋、鶴橋から近鉄奈良線で生駒まで出てから近鉄けいはんな線に乗り換えて、学研北生駒。
2. JRパスを若干犠牲にするならば、新大阪から大阪市営地下鉄御堂筋線にのって、本町まで、中央線に乗り換えて、学研北生駒。
の選択肢があります。
本当は
3. 新幹線京都でおりて、近鉄京都線に乗り換え、高の原駅で下車。
がもっともシンプルなのですが、新大阪から行きたいとのとこと。
1はかなり複雑なので、結局2にしました。大阪市営地下鉄にもM-08等の英数字の識別子がついていますが、ガイド役の私がうまく思い出せません。結局「赤い電車で山がない方向に向かうヤツに乗る。しばらくして、地下にもぐったら"Hommachi"というところで降りる。次に緑の看板に従いながら、歩いてプラットフォームを移動して、緑の電車に乗り換える。北生駒駅で降りて改札で会おう。ただし、全部の電車が北生駒に行くわけではないから待たないといけないときもある。」と説明しました。
が、御堂筋線の何本かに1本は「チキンラーメンの広告」色だったり「マルハンの広告」色だったりして、必ずしも基本カラーの赤とは限りません。「広告車両が着たらちゃんと判断できるんだろうか」と余計な心配をしてしまいます。中央線にも「南都銀行の広告」色があったりします。
普段あまり気にならないラッピング電車(ボディを全塗装したもの等)を強く意識した瞬間でした。
そのへんの聞けばすぐわかるので、あまり心配しなくてもいんですが。。