基本ポジティブな視点で、テクノロジーのこと、マーケティングのこと、その他いろいろ勝手にレポートしていきます。

「年齢」で人をジャッジするのいい加減やめませんか

»

ある大手新聞社系雑誌からのウェブアンケートが非常にひっかかったのでポスト。

内容は、昨今高齢出産が増えていることを受けて、アラフォー母、アラフィフ父としての経験を答える、というもの。私もほぼ高齢出産だったので、アンケートに回答しようと画面を開くと、、、、なかなかな衝撃的な文言が並んでいました。

<以下、設問の抜粋>

〈5〉あなたが高齢で親になった理由は何ですか(複数回答可)

いきなりドカンときました。高齢で親になった、私。35歳以上は高齢者か。

酷いのはこれ↓

〈8〉高齢で親になったことでのトホホ体験はありますか
(例)昔好きだったアイドルの話をママ友にしたら「私の母がファン」と言われた(母)

「ママ友」を「同僚」に置き換えて読んだら、別に普通のことじゃないですか?

会社の新人と話してて、「えー、ポケベルって何ですか?」「知らないんだ~w」みたいな話はよくありますよね。

なのに、なぜこれが「トホホ」なの?自分がママ友の母親と同じ年齢だということを恥じなきゃいけないの?

〈12〉高齢で第1子が生まれると、子どもがひとりっ子になることも多いですが、思うことはありますか。実際にひとりっ子を育てている人は、心がけていることも教えてください

高齢なせいで1人しか産めなかった人は罪悪感感じろって?2人以上は産めって?

〈13〉アラフォー母、アラフィフ父として公園デビューする際、気を付けたこと、悩んだこと、失敗談などあれば教えてください

えええ?アラフォー母として公園デビューする時には、特別に何か気をつけなきゃいけなかったの?通常はせいぜいアラサーであるべき母親たちの中に高齢者が混じってすみません、って?

この他の設問も、年齢が「ひと昔前の一般的母親より年上」、というだけで、苦労を語れ、だの、気を付けたこと、だの、完全に「高齢母=苦悩」という偏見に満ちた前提にのっとった設問が並んでいました。

これは、日本人の「この年齢はこうあるべき」という年齢の呪いの典型例だと思いました。

日本人て、ほんと年齢が大好きですよね。

以前、最も衝撃的だったのは、「年齢を聞かないと安心して話もできない」とのたもうたアラフィフおじさんがいました。年齢ってのが、この人が人を判断する時の重要な尺度なんだなあ、と思ったものです。

その人の年齢=>立場、で、「ああ、このくらいの人か」という判断をするわけですね。

私の大好きなジェーン・スーさんがすごく素敵なことを言ってました。

これからの人生100年時代は、多様な生き方の時代。昔のように、20代で結婚、出産、30代でマイホーム購入して、60歳で引退、みたいに、年齢とステージが一致しなくなる。だから、何歳になっても学校で学びなおしてもいいし、中年になってから新しく物事を始めてもいい。「年甲斐もなく」や「いい年して」ということはもはやない。

本当にその通りだと思います。

だから、年齢で人をジャッジするの、いい加減やめません?

Comment(0)

コメント

コメントを投稿する