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日米学生会議 in ボストンに行ってきました

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学生が主体となって日米関係について考える会、日米学生会議(JASC)のイベントがボストンのハーバード大キャンパスで行われるということで本日お邪魔してきました。

なんとこの会議の発足は戦前の1934年。

「本会議では、日本と米国から同数の学生が約一ヶ月にわたって共同生活を送る。本会議中の主な活動としては、分科会活動、フィールドトリップ、そしてフォーラムなどが予定されている。また、会議全体を通して、日米両国の参加者間の相互理解を深めていきたいとも考えている。会議で得られた成果は、長期的な社会的貢献、社会還元が期待されている。」(以上、ウェブサイトより)

今回のイベントは、まず、ハーバード大学で近代日本史の研究員をされているDr. Trent Maxey氏の基調講演から始まり(私は遅れて参加したのでこの話はほとんど見逃しています)、その後日米の学生4人による、防衛、環境、経済、女性の権利に関するパネルディスカッションが行われました。

私もちょこっと議論に参加して楽しかったし、若い大学生達が熱心に討論するのを見て、頼もしいなあとちょっと嬉しくもなりました。

私が今回のイベントを知ったのは、主催者で第61回日米会議実行委員会をされている金光慶紘さんという大学生の方がmixi経由でとても丁寧なメールをくださったからなのですが、同じくmixiで誘われた、(会ったことがなかったボストン在住)マイミクさんにもお会いすることもできました(笑)。

金光さんがおっしゃっていたのは、日米関係だけを取り出して論じることが昔に比べて難しくなった、とのこと。経済にしても環境にしても国防にしても、グローバル化によって相互依存が進んでいる昨今ではその通りですね。

それでも共同生活を通してお互いの国や文化に対して相互理解を深めるという意義は今後も変わらず重要だと思います。若くて未来ある大学生たちにはおおいにがんばってもらいたいですね。

(といいつつ私もがんばらねば・・・)

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