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インターネットとそのガバナンスについてつらつらと

IANAのIPv4アドレス在庫が枯渇寸前。数時間後にセレモニー。更に日本語同時通訳(!)

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ASSIOMA大元さんが2月1日に、キッチリした記事に書いてくださっていますので、説明はほぼ不要だと思いますが、インターネットの番号や名前空間を一元管理しているIANA(Internet Assigned Numbers Authority) における、IPv4アドレスの在庫がまさに枯渇しようとしています。

大元さんもお書きのように、

このインターネット始まって以来の歴史的事態に際してIPアドレス主要関連四団体である「NRO」「ICANN」「ISOC」「IAB」が合同で重大な発表と報道関係者向けの会議を日本時間で2月3日(木)の午後11時30分から開催します。この模様はインターネットのライブ中継で公開されます URLは 「http://www.nro.net/news/icann-nro-live-stream」の予定です。

日本時間だと本日深夜に、セレモニーと記者会見が行われ、その模様がストリーム中継されます。これに加えて、日本の関係者の多大な協力によって、急遽このイベントに対して同時通訳を提供することになりました。   

【(IANA枯渇)第3報】NROプレスカンファレンスの日本語同時通訳ストリーミング提供のご案内

当然のこととは言えますが、2月1日のAPNICに対する割り振り以来、本件に関する関心が、高まりと拡がりを見せています。例えば、twitterで「枯渇」というキーワードで検索すると、それを実感すること請け合いです。

僕も今日に至るまで情報把握や報道機関対応に追われていたところですが、もうすぐ、落ち着いたところで、ひとかたまりの情報や思うところを書きます。

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