[マーケティング]ツールのせいにしないこと
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実はマーケティングの様々なツールが大好きです。2000年前後にはSFA、そしてCRMのブームがあり、One to One marketingももてはやされていましたが、今はMarketing Automationを中心にそれ以上のブームが来ているように思います。
そこで出てくるのが、著名で人気のあるツールを使いさえすれば、自分たちのマーケティングがうまくいくであろうという誤解です。
業務を適切な形にしていかないと、いくらツールが良くても良い結果にはならないのです。この議論はERPブームの時にもなされましたが、ツールや、ITの適用分野が変わっただけで根っこは同じですよね。
ツールの機能比較も大事かも知れませんが、それだけではなく、適切なマーケティングの仕組み作りができないと、ツールが宝の持ち腐れになってしまうのです。
マーケティングの仕組み作りを支援している会社の代表の略歴を見ると、元々は別のツールを販売していて、そのときの導入企業側のノウハウが積み重なっている方と、外資系企業でマーケティングの職につき、その時に体感して来た正しい仕組み作りのノウハウをもたれている方が多い印象です。
ツールの導入事例記事を見ても、担当者が仕組み作りに時間をかけていることがわかるかと思います。
流行だからと単純に飛びつくことだけは避けたいものです。
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