他社のイベント事例から学ぼう。公開情報って重要
1つ興味深い新製品やサービスが出ると、皆がわーっと飛びつきますよね。新製品の発表サイクルも早くなり、昨日騒がれたサービスが翌日にはもう見る影もないということもありそうです。
そんな中であっても、適宜盛り上がりを作ってユーザーを獲得していくサービスや製品も多くあります。
そう頻繁にバージョンアップしたりするわけでないので、製品以外の部分をうまく出して、興味関心をひき、盛り上がりを作ることが必要なのですが、そのヒントは他社の活動の中にあるのではないかと思います。たとえば、有名下着メーカーの世相を反映した女性用下着もこのタイプですよね?
- 川柳コンテスト
- ユーザーmtg
- 社食見学
- エンジニア向けセミナー
- メガネ男子コンテスト
- バレンタインイベント
- 猫カフェでイベント
- ノマドスペースでイベント
- アプリコンテスト
- 変わったノベルティ
- ○周年記念
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本来のサービスとどの程度関連を持たせるかは、製品の特性や、オーディエンスのタイプなどによって変わってきますが、皆さんいろいろ工夫をしているなあと思います。
私の場合、ネットで見ていてピンと来たイベントがあったら、Evernoteにクリップしておくようにしています。これが、企画を考えるときに大きなヒントになるのです。私だったらこう工夫するなとか、これだったら出てみたいとか、これだと参加しづらいし魅力がないとかを考えるのです。公開情報を元に勉強できます。事例って重要です。単にぼんやりとイベント情報を眺めたり、参加するのではなく、見方や参加の方法を変えると何かが見えて来ます。
「自分は有名でもないし、いろんなイベントに招待されないからわからない」という人がいますが、人は公開情報からもいろいろ知ったり、考えたりできます。セミナーの話からは離れますが、IT業界で超有名なPublickeyというブログ。このブログは基本的に公開されている映像やツイート等を元に書かれています。でも、単にそれだけに終わらず、筆者の鋭い視点での考察がうまく盛り込まれています。同じ情報をどう切るか、どう感じるか、そういう角度でこのブログを見ても気づきがあると思います(新野さん、本筋と違う例で紹介してすみません)
ときどき「イベント自体が見つけられない」という人がいますが、フェイスブックにもたくさんのイベントが出ていますし(コツは、自分が招待されたイベントを見るだけでなく、suggested eventsとして、通常のイベントの下のタブをクリックすると出てくるイベントを見る事でしょうか?)、イベントによく出ている人をツイッターでフォローしても見つかります。もしもそんな人が周りにいないという人は、私もそれほど多くはないですがいろいろな会社のイベント情報をリツイートしますので、どうしても見つからない人はどうぞ。
なお、クローズドなイベントに関しては、有名ブロガーさんが参加レポートを書いているところから見つけたりすることもできます。
マーケティングコミュニケーションの担当者の方は特にやってほしい活動です。