リンクトインは巨大なデータベースだった
奥田浩美さんにお声がけ頂き、LinkedIn勉強会にお邪魔してきました。面子はリンクトイン本の谷口さん、ザッポス本の本荘さん、TechWaveの本田さん、Techdollのゆかりさんなど知ってる方もいて、アットホームな感じでした。(写真はリンクトインの長谷川さんがモデレータとなってディスカッションしているところです)
私は詳しくないものの、とにかく使ってる期間だけは長いという状態なのですが、いろいろお話を聞くうちに違った視点が見えてきました。
それは、
リンクトインはソーシャルメディアというよりも、ユーザーが作り上げる、巨大なビジネスデータベースだったのだなと。日本だとアットコスメとかに近いかもしれません。コスメの評判のデータベースではなく、人の仕事経験やスキルのデータベースなのです。しかもCGM(Consumer Generated Media。CGMって最近はあまり使われなくなって来た言葉かもしれませんが、ユーザーが作り上げるメディアという意味でここでしっくり来たので敢えて使っています)
リンクトインはこんな感じの利点があるように思います。
- 自分の仕事に関する情報を詳しく入れる→人から検索してもらいやすくなるので、仕事のコラボレーションがしやすくなる。スカウトされることもある)
- たくさんの優秀な人とつながっておく→つながった先のコネクションとつながりやすくなる(人とつながればつながるほど、つながった先の人の情報も見られるようになり、公開される範囲が増えて行く)
- 皆が情報を入れる→ビジネスデータベースとして価値のあるモノになっていく、検索条件をうまく使ってマーケティングが行える(ビジネス情報のCGM)
そんな感じなのですよね。
履歴書サイトと言われたり、フェイスブックと比較されたりしますが、今回、それは違うかなとますます感じました。毎日ログインして挨拶したり、写真をアップする必要もなく、仕事で必要なときに調べる感じです。多分リンクトイン疲れは起きないのではないかなと。
自分自身は、英語で情報を入れておき、海外で勤務する元同僚との連絡メインで使っているのですが、仕事でコラボしたい人を探したり、また見つけてもらったりという部分を更に力をいれたいと思いました。
過去にもリンクトインで仕事の問い合わせが複数あり、成約したものもあります。海外からの案件は面接も難しいため、Skype面接をしたことも。おもしろいものです。どこに発注するか、誰に相談するか、そういう視点で利用している人もいるので「自分は転職する気がない」人も、登録する利点があるように思います。
リンクトイン関連で過去に書いたものはこちらにまとめましたので、ご興味ある方はどうぞ(BLOGOSに飛びます)
なお、個人情報の掲載は自己責任で行ってください。仕事に関して、すでに公開していることをわかりやすく公開するのが良いかと思われます。