オルタナティブ・ブログ > きょこ コーリング >

広報・マーケティングを中心に、ソーシャルメディアそしてアプリなど、マーケッターの関心事を綴ります♪

就職先が決まらない人へ。流れを変えるための12の方法(後編)

»

昨日の12の方法の後編です。

今日は、転職活動しているのに、何度も応募しているのにどうも決まらないという人へというメッセージです。年齢や性別といった、本人の力で変えられないものには着目せず、「変更できる」ことについて触れたいと思います。

主なポイントは「仕事モード」と「負け癖の断ち切り」「応募先の工夫」です。

7.友達の会社をのぞいてみる。

仕事を辞め、あまりに時間が過ぎると仕事モードに切り替わらなくなります。なんか、だらだらした雰囲気になってしまうことも。その調子で面接に行くと、よくないこともあります。8時間働ける雰囲気が出てないのです。集中力が落ちている事も。友人の会社をのぞくなりして仕事の現場に触れる機会を作り、気持ちを仕事モードに戻すことも大事です。最近のビジネストレンドを知ることにも役立ちます。

8.英会話学校に行く

また、英語か。という人がいるかもしれませんが、「グループレッスン」「月謝制」の英会話学校に夜の時間に行くのもお勧めです。仕事帰りの人と一緒にレッスンを受けることで、英語力向上だけでなく、気持ちが仕事モードに戻ります。今なら中国語(普通話)もありかもしれません。

9.スーツを変える、髪型を変える

あまりに就職活動が長引き、スーツや髪型が「時代遅れ」や「手抜き」になってしまっていないでしょうか?営業職で応募しているのにくたびれたスーツだと、受かるはずの面接も受からない可能性があります。デザインなど、クリエイティビティの必要な職種で、流行遅れのくたびれた服装では、デザインの能力も高く見えません。髪の毛も伸び放題で前が見えず「就職が決まったら切ります」と答え、落とされた人もいます。寒いのに夏のスーツ、冬に薄手のスーツも常識のない人だと思われる可能性がありますし、見ていて好印象につながりません。もちろん季節に合わせるだけでなくスーツは、クリーニングに出す、ファブリーズを使うなど、細かな点にも気をつけたいものです。人は見かけが9割という本はちょっと言い過ぎだと思いますが「この人一緒に働きたいな」という服装は有効だと思います。知り合いならわかってくれる服装も、初対面の面接官には通じないこともあるのです。シャキッとした服装、髪型に変えることは負け癖の断ち切りにもつながります。

10.自分って何が向いてると思う?と友人・元同僚に聞いてみる

他人から見て良いところをあげてもらうと、気持ちもあがりますし、いままで気づけていなかったのに応募時に強調したいことも見つかる可能性があります。チームワークが得意なのか、責任感があるとか、自分の特徴はなかなか自分で把握できていないこともあります。相手が転職経験者であれば、転職のヒントも聞けるでしょう。

11. 応募職種を考え直してみる

”未経験”で「単に興味のある職種」「流行りの職種」に応募していないでしょうか?どの企業も「即戦力」が欲しいので、中途で未経験での採用は難しいです。隣接している部門にまず入り、希望職種に異動することも考え、向いている、入りやすい、経験のあるポジションに応募するのはどうでしょうか?また未経験での応募の場合は、友達に誉められたりした事柄と近いものも探してみましょう(話がうまい→営業、人が好き→接客 等)。

それから、「ソーシャルメディアアナリスト」など、新しい職種の場合、どう考えても経験者はほとんどいませんから、未経験でも採用される可能性が高まります。その場合はソーシャルメディアの知識と分析に関する知識(統計解析の基礎など)を勉強しておき、面接にこぎつけたらそれをアピールすることも有効でしょう。

逆に人によっては特定の自分の経験分野に固執していないでしょうか?隣接分野やこれから伸びる分野を調べて少し工夫をするのもよさそうです。(マーケティングから広報へ、宣伝からマーコムへ等)

12. ネットなど公開されている場所で、就職活動がうまくいっていないことを愚痴らない

ネットに就職活動がうまくいってないことを書くと、関係者の目に入る可能性があります。失敗した面接や落とされた会社のことを書かなければいいやと思うかもしれませんが、たくさんの企業から選ばれない魅力のない人だと誤解されかねません。書きたくなる気持ちはわかりますが、友達だけに見えるところに書いたり、外から見えないところに書くなど工夫したほうが賢明です。

     ◆    ◆    ◆

自分自身、転職活動では友人・知人の励ましもあり、また人材紹介会社の担当者もいろいろとこちらの希望に合う会社を探してくれて、良い会社に巡り会うことができました。こちらに書いたことが少しでも役立てばうれしいです。

昨日も書いたように、これはメルマガからの転載なのですが「感情的になって辞表を叩き付ける前にやってほしいこと」について触れたものがあります。興味のある方がいれば、近日中に公開させていただこうと思います。

Comment(0)