キレイな企画書・提案書に飲み込まれない
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「すごくいい提案だったので、そこに決めたんですが。。。」
「提案書が一番わかりやすく、当社のこともよく理解いただいていると思っていたんです」
「大手企業での成功事例を聞いて、自分たちもこうなれると思ってしまいました」
発注に慣れていない初心者の担当者だけでなくても、誰にでも起こる可能性があることではないかと思います。
何らかのサービスを発注するときに「企画書」や「プレゼン」で決めるという人は結構いると思います。というか、それがメインの方法ですよね。
ただその際に、
「どういうメソッド(方法論)でそのサービスが提供されるのか」
「実際に担当となる人(チーム)の略歴や業績」(プレゼンは汎用のものであり、ダメな担当者をつけられてしまうことも)
「担当になる人と自分のキャラの関係(話してみてあまりにしっくり来ないとうまく行かない可能性があります)」
「手足サービス(現場作業中心)か頭サービス(アイディアを出したり、ブレーン的な役目が中心)なのか」(現場作業を代行する会社に、企画力を求めては、悲惨な結果になることも。逆にブレーンに現場作業を頼んでしまい、高くつく上に、関係がおかしくなることも)
を見誤ると失敗のもとになります。
キレイな企画書はそれなりに大きな会社には備えられており、社名を入れ替えて使われ、だんだんとブラッシュアップされてきているわけです。それだけを鵜呑みにすると間違いがおきてしまうこともあります。
なかなか難しいですが、気をつけていきたいものです。
(最近これに似た話を複数聞いたので書きましたが、本エントリは特定の企業・事例を指すものではありませんのでご注意ください)
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