前回のブログに、DRMについてのコメントをいただいています。先週、「デジタル時代の著作権協議会(CCD)」のシンポジウムで、「権利問題研究会」の主査として私が発表した「権利者と利用者の望むDRM技術」の報道を見てのご意見です。いい機会なので、ここで改めて、この件についての私の考え方を書いてみます。

まず、EMI Music社が、デジタル音楽の配信をDRMフリーにするというのは権利者としての一つの考え方だと思いますし、私はそれを否定するものではありません。

シンポジウムでも話しましたが、この件で思い出したのが「一太郎」のことです。ジャストシステムは、1987年の「一太郎Ver.3」で、それまで業界の常識だったコピープロテクトを外し、業界とユーザーに衝撃を与えました。当時は、5インチのペラペラのフロッピーディスクをパソコンに入れてガチャガチャとプログラムを実行していた時代で、プログラムのバックアップとしてコピーを取るのが常識でした。それでもフロッピーは壊れやすく、2つめのバックアップを取ろうとすると、コピープロテクトが邪魔だったのです。

その後コピープロテクトを採用しないことが業界の常識になっていく中、ACCSの前身となった「ソフトウェア法的保護監視機構」の活動の比重が高まってきます。それは、正規ユーザーに不便な思いをさせない一方で、違法コピーは許さない、という考え方に因ります。事実、当時のACCSには、正規ユーザーから怒りの告発をよく受けていました。「自分はお金を出してソフトを買っているのに、タダでコピーして使っているヤツがいて許せない。どうにかしろ。」という意見です。そしてまた、特にビジネスソフトの分野では、ユーザーの利用範囲を契約によって担保する方法も一般化していきました。

私は、著作権保護のためには、保護技術、法、教育の3つのバランスが重要だと考えています。保護技術でガチガチに保護するのは現在のところ、コストや使い勝手の点から問題が生じ、かといって法律を厳しくしたり検挙率を上げるだけの方向も正しくない。今は、私的に使うことが目的であっても、DRM(著作権法でいうところの「技術的保護手段」)を意図して外して複製すれば著作権法違反になります。また、デジタルコンテンツに埋め込まれた著作権管理情報を改ざんしても違法となる場合があります。つまり、DRMが付されたコンテンツに対する法の担保は十分できていますので、敢えて言えば、DRMは、正規ユーザーの利便を損なわない程度の緩やかなもので十分で、それを違法コピーのために破る行為は厳しく法で取り締まる。と同時に、教育を含めて、そうしたことを啓発していく。という考え方が理想だと私は思っています。

今回のEMIの場合は音楽についての施策であり、音楽がCDから自由にコピーできることを考えれば、ビジネスソフトと並べて論ずることには無理があるかも知れません。ただ、一般論としては、、コピーフリーにする「代償」として軽微なコピーにまで法的措置を強めるとすれば、それは乱暴だと思いますし、一方で、正規ユーザーがバカを見ても仕方ないとするなら、それも乱暴な考え方だと思います。正規ユーザーに不便をかけないことと違法コピーを防ぐこと、そして法の執行を最小限に止めるというバランスが必要だと思うのです。

今回のシンポジウムでは、DRMに対する考え方は「不正コピー防止」というネガティブな発想から、「利用と流通の促進」、「柔軟な利用形態の提供」「権利者への適切な対価の還元」などの発想に転換してきていることをテーマにしました。その中で、現状見られる、ユーザーの利用範囲をできるだけ狭めるためのDRMではなく、緩やかな許諾契約での利用を認めるための仕組みを整備すべきとも提言しています。例えば、「パソコンでも携帯端末でも再生可能」といった条件を簡易に表現できるようにする「許諾コード」の整備も提言しています。

ここにコメントを寄せてくれる方々は、正規ユーザーとして利便性を高めるべきとのご意見が主だと思いますが、悲しいかな世の中には何でも無料でコピーしたいと考えるユーザーが少なからずいるのも事実です。私たちの仕事は、正規ユーザーのためにも、そういうズルを許さず、法を守り知的財産の秩序を保つ、ということです。もちろん、今あるDRM技術で十分ということはなく、さらに技術の進歩や研究が必要だと思っています。保護技術と法と教育のバランスを、思考を停止させることなくどうとっていくかが課題だと考えています。

kubota

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コメント
blackdragon 2007/04/10 15:54

特に音楽について言えば、違法コピーで手に入れるような人の大半は、正規の料金ではどうせ買わないので、コピーを防いだところで、たいして売上が伸びることはないでしょう。
(つまり、コピーされた=その額の被害が出たという後ろ向きの発想から逃れられないうちは音楽業界は衰退するばかりでしょう。)

では、どうするべきかといえば、お金を出して買ってくれている人の便益を図るとともに、違法コピーに手を染めていたような人がお金を落としてくれるようなビジネスモデルを考えることです。

そして、それこそが、ジョブスが言いつづけていることであり、EMIの今回の決断の意図ではないでしょうか。

北山雅人 2007/04/10 21:41

権利者も利用者も、選択の幅が広がるのはいいことだと思います。

「正規ユーザーがバカを見ない」ためには、保護技術と流通の問題をセットで考えるべきだと思いました。コンピュータソフトと音楽の決定的に異なる点として。

blues 2007/04/12 01:10

皆さん、こんばんは

最初に、、僕はいわゆる「権利者」側の立場ではあり
ませんが「権利者」が言うのも「もっともだな」と思
いつつ「だからってノボセルなよ!」と感じてます。
(下記引用は、表示の関係で改行位置を変更しました)

blackdragonさん こんばんは
>特に音楽について言えば、違法コピーで手に入れるよ
>うな人の大半は、正規の料金ではどうせ買わないので、
>コピーを防いだところで、たいして売上が伸びること
>はないでしょう。
■おっしゃる通り、違法コピーが手に入らなかったら買
うかもしれないし買わないかも知れないけど、音楽に
ついて言えば違法コピーを喜ぶ人たちは違法コピーが
DMS技術の高度化すると「利用出来ない」ハズと、権
利者や正規ユーザを「納得」させるかもしれません。

■そういうことで下記に続くのですが

blackdragonさん こんばんは
>「正規ユーザーがバカを見ない」
僕もそう思いますが著作権法の現実は少し違うようで、、

正規ユーザー=使用できて当たり前だろ、金は払え!
コピーユーザ=お前等、、死ね!(マ、当然だけど)

のようなステレオタイプの議論も全体の合意形成には
遠いと感じています。だから冷静な議論と合意が大切
ではないかと感じています。

>コンピュータソフトと音楽の決定的に異なる点として。
■突込みで申し訳在りませんね、喧嘩売ってるわけでは
ありませんが商業的に価値の高い著作物(例:音楽CD)
と、商業的価値の低い著作物「例:コドモの作文」も著
作権「法」は平等に著作物として認めているようです。

感情を極力抑えた国民的な議論(心で罵倒はOK)と、
合意形成が重要ですね、、そうした意味で皆さんの
発言で刺激されています。(今後も私も参加します)

疑問 2007/04/13 19:58

>私は、著作権保護のためには、保護技術、法、教育の3つのバランスが重要だと考えています。
 これ自体はそのとおりでしょう。行為規範を示すのに物理的的な手段と規範的な手段(強制力のある「法」とそれのない「教育」「啓発・啓蒙活動」)が存在することは明らかなのですから。
 ただ、これは保護を強化、徹底する手段として「技術」「法」「教育」が存在しており、その組み合わせで行うべきであるということしか言っていません。
 しかし、今、議論されているのは、著作権保護の「手段」間でのバランスではなく、著作権保護(独占利用)と自由な利用とのバランスでしょう。DRMに嫌悪感を感じる人は、別に、DRMではなく法律でやれとか、教育でやれ、と言っているわけではないと思います。極論すれば、どれであってもイヤということなのではないでしょうか?
>悲しいかな世の中には何でも無料でコピーしたいと考えるユーザーが少なからずいるのも事実です。
 今は、まさに、「何でも無料でコピーしたい」という欲求が果たして本当に「悲しい」ものなのかが議論されていると思うのです。
 私は、権利保有者ができるだけ独占したい(筆者の言葉を借りれば、「著作権保護」)という欲求も利用者が、なんでも無料で利用したいとという欲求も「悲しい」ものではないと思います。現在の著作権制度はどちらもむしろ当然のものとして、そのバランスを図ってきたと思います。どの点がバランスがとれている点なのかを決める作業はとても難しいものではありますが、専門家ならその議論を避けることなく、意見を表明してほしいなと思います。
 繰り返しになりますが、今の議論は、保護手段間のバランスが中心ではなく、保護と利用のバランスがどこにあるかが議論の中心なのだと思います。その意味で筆者の議論の立て方は少しトレンドからは外れているような気がします。

 もう一つ。筆者のご意見には、よく「教育」を重視するものが出てきます。「悲しいかな」筆者の論じられる教育は、保護の方向性を持つ教育だけしか念頭に置いておられないようです。もし、そうでないなら、利用を促進するためにも積極的に活用するというご意見もほしいところです。例えば、教育の中で、今の著作権は、複製することは規制しているけども、使用や知覚行為は規制していないので、見たり聞いたり使用したりすることは自由なのですよとか、公衆への送信、頒布、譲渡だけを規制しているので、友達に配るのは自由なんですなどと徹底して教育することもできるはずなのです。教育内容を話すのであれば、保護のための内容だけでなく利用を促進するための内容も盛り込む必要があると思います。もっと加えることもできますが、今回は止めておきましょう。

kokubo 2007/04/15 12:16

あなたとユーザーの間には、どうしようもないギャップがあるとしか言いようがない。

>「著作権保護のためには、保護技術、法、教育の3つのバランスが重要」
このように本気で考えていると仮定して、それにも関わらず法の刑罰をまっ先に取り上げてしまう、その感覚がどれだけおかしいことかをきちんと認識してください。
本音は、刑罰の話で批判ばっかりが出てきたので、バランスが重要って話で体裁繕ったでは、と思わずにはいられません。

> 「何でも無料でコピーしたいと考えるユーザーが少なからずいるのも」
なんか、この言い方は無料でコピーすることは悪いことと言ってるようなもんですよね。EMIのDRMフリー化についても、「否定するものではない」って、歓迎していませんと言ってるようなもんですよね。
コピーは悪なんっていう変な考えを世の中に広めないでください。そんな間違った教育はやめてください。
私的複製まで禁止して利益を上げたいって魂胆が透けて見えます。

> 「正規ユーザーのためにも、そういうズルを許さず」
違法コピーしている人がいると正規ユーザーが損して困っているという話を、あなたはよく待ちだしますが、ユーザーを自分に都合よく利用するのはやめてください。
違法コピーは、取得するための時間、低品質、ウィル感染などのリスク、サポートがない、などさまざまな点で正規な入手に比べて劣っています。それは多くのユーザーが理解していることではないですか。


著作権を考えるにあたって、重要なのは著作権者とユーザーの利益を最大限していくことが重要なことです。
著作権保護は、最大化をはかる上での1つの要因にしかすぎません。あなたたち利権団体にとってすべてなのかもしれませんが。

Nishi 2007/04/15 23:19

著作権について考えるとき、著作権保護だけ考えればよい時代はもう終わりです。
クリエイティブ・コモンズ、Read/Writeカルチャー、Sharing Economy。これらのキーワードに代表されるように、創作活動を活性化するために著作権を活用していく方向に、ユーザーもクリエーターも進んでいってます。
ユーザーにとっても著作権者にとっても、そういった世界のほうがよいと考える人がますます増えていくでしょう。
既得権にしがみついて、著作権保護しか訴えないあなたたち既得権者は、ますます時代遅れで、ユーザーや著作権者たちから見放された存在になっていくでしょう。
時代遅れだけでなく、社会にとって有害とすら言えます。自分たちがやっていることが社会にとってマイナスなのではと、1度自問しみてください。

疑問 2007/04/17 00:22

Nishi様
私は、著作権制度の存在意義そのものが問われている時代になっていると認識しているものです。
しかし、「既得権にしがみついて、著作権保護しか訴えないあなたたち既得権者は、ますます時代遅れで、ユーザーや著作権者たちから見放された存在になっていくでしょう。」という認識には反対です。そもそも、権利者団体というのは、権利の強化や主張を行うことを目的としている団体なのですら、それをし続けることには意味があると思います(権利者団体=既得権者という単純な図式の方が誤っています。権利者団体もいろいろですから)。むしろ、それに反対する見解(利用の自由度を高めるとかコンテンツの共有を推し進める立場)との間で真摯な議論を行い、双方でそれぞれのメリット、デメリットを冷静に検証することで、時代時代にあり得べき「独占と利用」の姿が見えてくると思うのです。権利者団体は、クリエーターが表立って言いにくいことを代弁するために設立している側面もありますから、ユーザー側の意見と先鋭に対立する意見を持つことは当然であり、ある意味ではそれを主張することに社会的な役割があるのではないかと私は思います。
「時代遅れだけでなく、社会にとって有害とすら言えます。自分たちがやっていることが社会にとってマイナスなのではと、1度自問しみてください。」と言う点ですが、ですから、私は有害とは思わないし、権利者団体も単純に感情的に権利強化を唱えるのではなく、権利の保護強化をすることのメリット、批判に対する反論を丁寧に行ってほしいと思っています。

Nishi 2007/04/17 01:45

> 「権利者団体というのは、権利の強化や主張を行うことを目的としている団体なのですら」
権利者団体は権利者の利益のためにある団体でしょう。著作権保護を強化するだけが、権利者の利益を増加にはならないのではないですか。保護を緩めることでも権利者の利益を増やし、ユーザーの利益にもなるという認識が広まってきていますよね。EMIだって、だからこそDRMフリーという判断したのでしょう。
> 「権利者団体=既得権者という単純な図式の方が誤っています。権利者団体もいろいろですから」
仰るとおりいろいろです。ですので、私は保護強化しか訴えないACCSのような団体を既得権者と呼びました。権利者の利益のために真剣に取り組んでいる団体も当然あるでしょう。
> 「権利者団体は、クリエーターが表立って言いにくいこと」
文章を拝見すると、権利者やクリエーターのほとんどは権利保護の強化を望んでいるとお考えのようにお見受けできます。しかし、必ずしもそうではありませんよね。これ以上の権利保護を望まない方たちも大勢います。
久保田さんのような方たちは、そういった強化を望んでいない方たちの意見をきちんと聴いているんでしょうか?私にはそうは思えません。
> 「私は有害とは思わないし」
ACCSのように社会的に権威を持つ団体が、保護強化だけを求める時代遅れの考えに基づいた活動を続けるのであれば、社会の創作活動の障害になり、有害だと思います。
ユーザーの利益を無視すればマーケットを縮小させ、結局はクリエーターの利益を損なう結果になります。これは音楽業界の失態とiTunesの成功を見れば明らかでしょう。

疑問 2007/04/17 11:12

Nishi様
コメントを頂きましてありがとうございます。
私も、基本的には「ユーザーの利益を無視すればマーケットを縮小させ、結局はクリエーターの利益を損なう結果になります。」という認識には賛成なのです。
しかし、ACCSのような団体は、元々保護強化を求めて設立されているので、もしそれがクリエーターとして不要というなら、団体の構成員が保護強化の主張を止めさせればいいだけなのです。そうはならないところに、クリエーター側の多様な考えがあると思うのです。ACCSのような権利者団体を通じて行う主張は多様な考えの中の一要素にすぎません。もし、保護強化を主張することが時代遅れであるなら、その存在意義がなくなって社会から不要とされていくだけだと思うのです。
>権利者やクリエーターのほとんどは権利保護の強化を望んでいるとお考えのようにお見受けできます。
これは誤解ですね。私は、今の権利者やクリエーターの考えは多様化していると思っています。しかし、仮に制度として保護強化されたとしても、権利者やクリエーターには、著作権が私権とされている限り、それを弱める(場合によっては全く行使しない)自由はあるので、もし、権利を主張することを望まないクリエーターが多いのであれば、それを宣言すれば足りるだけのような気もするのです(もちろん、権利行使をしない旨の宣言に関する法的な整備がもう少し必要であるということはそのとおりとした上でです)。
別に権利者団体が何を主張しようが、権利者、クリエーターは自分たちの利益になる選択をすると思いますがいかがでしょう。
しかし、現在のところクリエイティブコモンズに代表されるこのような動きがマジョリティを占めてはいない、一方で、権利者団体を通じて保護強化を継続して主張しているようなところに権利者、クリエーターの多様な考えを感じてしまうのですがいかがでしょうか。
私は、クリエーターの中には保護強化を求めている人たちもたくさんいることも事実だと思います。既存の権利者団体はこのような意見を集約する一方で、保護を緩めることを志向される人たちも既存の権利者団体とは違う形で意見を集約し、その間で真摯な議論が行われることを望みます。

Nishi 2007/04/19 03:15

疑問さん、あなたの文章は矛盾しているように思います。「クリエーターの考えは多様化している」にも関わらず、「権利者団体は保護強化を求めるのは当然」という考えに結びつくのは理解できませんね。

> 「ACCSのような団体は、元々保護強化を求めて設立されている」
この前提が間違っていませんか。権利者の利益を守るのが権利者団体だと思いますが。
かつてのマスプロダクション・マスマーケットの時代には、ロングテールと逆のトールヘッドの利益を考えていれば良かったので、保護強化だけを目指すのが理にかなっていたに過ぎません。
権利者の利益を守るのが権利者団体なのですから、権利者の意見が多様化したのなら、権利者団体もそれに合わせて変わらねければなりません。それができないでいるから時代遅れで、権利者からもユーザーからも見放されることになると言っているのです。

かつて、目的(権利者の利益確保)達成のための手段(保護強化)だったのが、手段自体が目的になってしまうという時代遅れな組織の典型でしょう。こういった組織は利権団体と呼ばれます。多くの人がJASRAQやACCSは利権団体になった、あるいは少なくともなりつつあると考えているのだと思います。

> 「時代遅れであるなら、その存在意義がなくなって社会から不要とされていくだけ」
現実とかけ離れた机上の空論ですね。現実を見てください。役割を終えても、自己が存在することを目的に存続し続けている組織、今得ている利益を失わないためだけに活動を続けている組織は山のようにあります。ACCSもJASRAQもこういった組織の仲間入りしつつあると言わざるをえないでしょう。

> 「ACCSのような権利者団体を通じて行う主張は多様な考えの中の一要素にすぎません」
文化審議会の著作権分科会の委員の団体を、単なる一要素にすぎないと呼ぶのは明らかに間違っています。

> 「権利者団体が何を主張しようが、権利者、クリエーターは自分たちの利益になる選択をすると思いますがいかがでしょう。」
それでは、なぜJARAQを非難する音楽家が多数いるのか説明していただけますか?
もしあなたの言うことが正しいのであれば、権利者が自分で自由に選択ができるわけですから、権利者団体なんて必要ないのではないですか?

> 「既存の権利者団体はこのような意見を集約する一方で、保護を緩めることを志向される人たちも既存の権利者団体とは違う形で意見を集約し」
なぜ、権利者団体は保護強化を求めるクリエーターの声だけを集約して、保護を緩めるクリエーターの声は無視していいんですか?

Nishi 2007/04/19 03:42

ACCSにしろJASRAQにしろ、もっと真面目に権利者の利益を考えてください。あなたたちがやるべきことは、1人でもユーザーを増やして、マーケットを大きくするために著作権を活用することです。著作権を守ることは手段であって、目的でないことをきちんと認識してください。

保護強化ばかり求める姿は、ベータマックス訴訟でビデオデッキを潰そうとした映画業界と同じ過ちを犯しているとしか言いようがない。この訴訟で勝利していれば、多少は著作権の保護につながったかもしれないが、その後のビデオやDVD市場から得られる莫大な利益を失う結果になっていたでしょう。映画会社、俳優や監督、ユーザーも全員損をして、儲かったのは弁護士だけという結果に終わっていたでしょう。
現在も同じで、保護強化ばかり求めるのは、権利者がこれから得られる利益を減少させ、ユーザーも損をします。あなたたち権利者団体は儲かるのでいいかもしれませんが、社会にとっては迷惑としか言いようがありません。

それから、お前らは著作物を盗む犯罪を犯して、俺たちに○○億円損害与えてるんだ、と言ってユーザーを非難するのはすぐにやめるべきです。
ユーザーを教育するなんて偉そうなこと言っていますが、あなたたちがやっているのは教育でもなんでもなくて、ユーザーに対して非難・説教をしているだけです。
お客さまを非難して儲かるビジネスなんてないという、こんな単純ななことすらも分からないなんて、救いようがない。

教育というなら、せめて正規に購入する利点をきちんと説明して、違法コピーしている人の中から1人でもお金を払ってくれる人が増えることを目的にするべきでしょう。
違法コピーを0にすることではなく、お金を払ってくれる人を1人でも増やすことが重要なんです。そのためには、著作権保護はユーザーに利便性を優先して、正規購入の安全で確実で短時間で手に入るという利点を訴えることが必要です。

ベータマックス訴訟の映画業界の失敗、ここ10年の音楽業界の失敗、iTunesの成功から、いい加減学んでください。
保護強化しか頭にないあなたたちは本当に迷惑です。

blues 2007/04/20 07:41

Nishiさん 疑問さん おはようございます。

お二人のうちのどちらか一方に加担するというわけではありませんが、下記についてお二人の見解を聞いてみたいなと思い少し意見を述べます。

権利者団体も多様化し権利を強める団体もあればクリエイティブコモンズ(CC)のような権利者団体も存在します。

コピーそのものが「悪」とは思いません。音楽にしても学術論文や映画なども何故コピーするのかと考えれば「聞いたり」、「読んだり」、「観たり」するためにコピーするのです。

創った人の「勝手に聞いたり、読んだり、観ないでくれ」という権利を守るためのルールとして著作権が存在します。

ですからCCのように「学術目的であれば相互利用して下さい」という創った人の権利を守るものも著作権です。
GPLもCCも著作物をもっと自由に使えるようにしたい考えの権利者団体も存在しています。

そうしたGPLやCCの著作物を勝手にコピーして有料で販売し儲けるヤツが居た場合はどうします?

GPLやCCは国会で決議承認された「法律」や「国際条約」ではなく「契約」でしかありません。

国際的な著作権条約やそれらの合意が無ければ「完全に著作権フリー」なのでGPLやCCの高邁な理想は吹き飛んでしまいます。GPLやCC、そしてACCS,JASRAQの権利も同じように守るのが著作権法ってことではないでしょうか?ただ、JASRAQ,ACCS,CC,GPLは同じ法律に守られながら利用に関する「契約」が違うということだけのように思います。

契約と法律の関係も見落とせないと考えます。

Nishi 2007/04/20 23:52

国際条約うんぬんの話はまったく門外漢なので分かりませんが、著作権のある著作物を利用するときは契約をするわけですから、GPLやCCが契約と言うなら同じでは?って気がしますが全然的外れな答えですか?
> 国際的な著作権条約やそれらの合意が無ければ「完全に著作権フリー」なのでGPLやCCの高邁な理想は吹き飛んでしまいます。
GPLやCCが吹き込んでしまうなら、権利団体にはこういった法制度の整備に注力してもらいたいものです。

エクサ 2007/04/21 01:42

以下、表示のことを考えて適宜改行します

bluesさんは、一見、公平な第三者であるかのように
振る舞っているようですが

> そうしたGPLやCCの著作物を勝手にコピーして有料で
> 販売し儲けるヤツが居た場合はどうします?

少なくとも、GPLを引き合いに出しておきながら
このような発言をする時点で、bluesさんは
意図的に詭弁を使ってある一定の方向へ印象誘導する
意思があると疑わざるを得ません。

> 国際的な著作権条約やそれらの合意が無ければ「完全に著作権フリー」なので
> GPLやCCの高邁な理想は吹き飛んでしまいます。
> GPLやCC、そしてACCS,JASRAQの権利も同じように守るのが
> 著作権法ってことではないでしょうか?

極めて卑劣かつ悪質極まりない詭弁に思えますね。

CCは、あくまでも「著作権という概念の存在とその濫用」によって
自由を阻害されることへの対抗として、同じ手段を逆手に
とっているに過ぎません。

著作権法がCCやGPLを守っているのではありません。
著作権法から身を守るために、CCやGPLが考え出されたのです。
極端な話、少なくともその支持者にとっては、
「GPLやCCの概念なんてのは必要ないに越したことはない」のです。

「コンピュータクラッカーが攻撃を不断に行わなければ、
アンチウィルス技術の発展も無ければ、脆弱性の修正もありえず、
システムの弱点は放置されてしまうだろう。
 クラッカーの活動は、安全な環境を促進しているのだ」

この論理がいかに論外なものか、詭弁であるかは説明を要しないと思いますが、
bluesさんの論理はこの論理と本質的に全く同じです。

bluesさんのいう、「GPLやCCに根拠を与えているのも著作権である」
というのはその経緯や思想を一切無視し、極めて一面的なところだけを
取り出してそれがすべてであるかのように主張する、非常に悪質な詭弁です。

GNUやCCの文書を読んだ上で上記引用のような
書き方をされているというのは、
bluesさんには一体どんな意図があるのでしょうか。

エクサ 2007/04/21 01:44

もう一つ、引用順は前後しますが

> 創った人の「勝手に聞いたり、読んだり、観ないでくれ」
> という権利を守るためのルールとして著作権が存在します。

上記引用部に関しては、それを守るのは「公表権」、
つまり「人格権」的サイドの問題であり、
いわゆる「著作権の運用に関わる問題」に関しては
その殆どが「(広義の)複製」に関することです。

bluesさんの上記引用部は、全く的外れではないでしょうか。
無関係なことを引き合いに出して、さも本質的な問題と
関係があるというような印象に誘導してるように思えます。

著作権にはもちろん「人格権」が含まれますが、
「いわゆる著作権にかかわる問題」の殆どは
人格権ではなく、あくまで複製(Copy)に関わる事項と考えます。

Nishi 2007/04/21 09:56

こいつらは、いったいつになったら学習するんだ? 本当に馬鹿としか言いようない。
http://japanese.engadget.com/2007/04/20/sony-dvd-arccos-protect-fiasco-again/

blues 2007/04/21 15:38

bluesです:Nishiさん エクサさん こんにちは

* Nishi at 2007/04/20 23:52

>(中略)著作権のある著作物を利用するときは契約をするわけですから、GPLやCCが契約と言うなら同じでは?って気がしますが全然的外れな答えですか?

■いいえ、的外れとは思いません。私もそのように理解しています。

>GPLやCCが吹き込んでしまうなら、権利団体にはこういった法制度の整備に注力してもらいたいものです。

■仰る通りだと私も考えています。ただ、ACCSやJASRACの方々は著作権を最大限に行使することによって経済的財産とする為に国際条約に従って既に成立している日本の著作権法によって自分たちの権利を守ろうとしているだけです。他人の幸福追求する権利を誰も阻害はできません。

* エクサ at 2007/04/21 01:42

(中略)
> 少なくとも、GPLを引き合いに出しておきながら
> このような発言をする時点で、bluesさんは
> 意図的に詭弁を使ってある一定の方向へ印象誘導する
> 意思があると疑わざるを得ません。
■詭弁かどうかはベツとして印象誘導の意図はあります。
どのように思われるかは自由ですが著作権についてもう少し「現実のルール」を知り、各人の向く方向が権利を強めたいのか、弱めたいのかどちらでも構いませんが多くの人が冷静に議論に参加し、よい方向に進むことへ誘導したいと考えています。(GPLの親分、GNU/FSFのリチャードストールマンに会いに行き、二人で写真に収まって喜ぶような私です、、1998年のハナシですが、、苦笑)

> > 国際的な著作権条約やそれらの合意が無ければ「完全に著作権フリー」なので
> > GPLやCCの高邁な理想は吹き飛んでしまいます。
> > GPLやCC、そしてACCS,JASRAQの権利も同じように守るのが
> > 著作権法ってことではないでしょうか?
>
> 極めて卑劣かつ悪質極まりない詭弁に思えますね。
■「極めて卑劣かつ悪質」かどうかは個人が受けた感情(内心の自由は憲法によって保障されていますよね)なので私は気にしませんが、ネット上に「表現」した場合、相手によってはフレームを招いたり、時には訴訟に発展しますのであまりなさらない方がいいと思います。法は権利を強めたい人にも弱めたい人にも平等に扱いますし、法は民主的な手続きで最終的には多数決で決められます。
■さて、、
>> CCは、あくまでも「著作権という概念の存在とその濫用」によって
>> 自由を阻害されることへの対抗として、同じ手段を逆手に
>> とっているに過ぎません。
■CCは著作権によって守られている自分たちの著作物を法律より緩い許諾条件で多くの人に使用/利用してもらいたいとする「契約」を提示しています。その契約を守らない場合は法律直接適用となります。そうした場合はもしかしたら民事訴訟、刑事告発もあり得るからという事を示しています。
>
> 著作権法がCCやGPLを守っているのではありません。
■私にはCCの実効性を担保するのは各国の著作権法のように「読めます」が如何ですか?
 http://www.creativecommons.jp/faq/

> 著作権法から身を守るために、CCやGPLが考え出されたのです。
> 極端な話、少なくともその支持者にとっては、
> 「GPLやCCの概念なんてのは必要ないに越したことはない」のです。
■GPLが書かれたアメリカにも著作権があり、著作権保護により他人の書いたソースプログラムを読めないことからGPLは「契約」で読めるようにするために始まったしたものだと理解していますがその契約を法律的に強制力を持たせ実効させるものとして、著作権法やその他の法律が後ろ盾になっているのが実態です。だからこそ http://www.gnu.org/licenses/why-assign.ja.html のような記述があるのです。

> 「コンピュータクラッカーが攻撃を不断に行わなければ、
> アンチウィルス技術の発展も無ければ、脆弱性の修正もありえず、
> システムの弱点は放置されてしまうだろう。
>  クラッカーの活動は、安全な環境を促進しているのだ」

> この論理がいかに論外なものか、詭弁であるかは説明を要しないと思いますが、
■確かに
> bluesさんの論理はこの論理と本質的に全く同じです。
■それでは、私の書いた部分と「本質的に全く同じ」なのは上記の例の何処に在りどのような理由かを示していただければ今後の参考にします。(私も人間なので思い違い勘違いがあるかもしれませんので)

* エクサ at 2007/04/21 01:44
> > 創った人の「勝手に聞いたり、読んだり、観ないでくれ」
> > という権利を守るためのルールとして著作権が存在します。
>
> 上記引用部に関しては、それを守るのは「公表権」、
> つまり「人格権」的サイドの問題であり、
> いわゆる「著作権の運用に関わる問題」に関しては
> その殆どが「(広義の)複製」に関することです。
■著作物は有料/無料を問わず「聞いたり、読んだり、観たり」されてはじめて価値を生むものです。例として音楽CDをCD−Rで複製したり、インターネットに流されたデータファイルを貰っても再生不可なら何の価値も無いでしょう。「知覚されてこそ価値があるものです」、だから本質的にコピーそのものが「悪」ではないと以前に書いたのはそうした理由からです。しかし知覚されたかどうかの確認が出来ないから一歩手前の複製やら送信等を無断でされないように「権利として明記」したとされています。

> bluesさんの上記引用部は、全く的外れではないでしょうか。
> 無関係なことを引き合いに出して、さも本質的な問題と
> 関係があるというような印象に誘導してるように思えます。
■エクサさん、「全く的外れ」では無い事をご理解いただけたでしょうか?貴方の個人的な感情は理解します。あなたよりはるかにラディカルな考えを持っていましたのでね。ただ、歴史背景や国際条約、そして著作権法を学ぶ中で冷静な議論と合意形成しか問題解決の手段でしかないと思うようになりました。

blues 2007/04/21 15:46

gnu.org のリンクが文字部分まで入ってしまいました。文字部分は無視して読み直して下さい。

Nishi 2007/04/22 01:35

> 日本の著作権法によって自分たちの権利を守ろうとしているだけです。
> 他人の幸福追求する権利を誰も阻害はできません。
著作権をダシにして自分の利益を追求しているから利権団体って言われて嫌われてるんでしょ。自分の利益を追求するのは自由だけど、社会にとっては迷惑だよ。
> 歴史背景や国際条約、そして著作権法を学ぶ中で冷静な議論と合意形成しか
> 問題解決の手段でしかないと思うようになりました。
上にも書いたけど、映画業界や音楽業界の今までの失敗から何も学んでないくせに、教育とか偉そうなこと言っている人たちを相手に、何を期待すればいいんですか?


blues 2007/04/22 08:38

Nishiさん おはようございます

著作権は100年以上も昔にヨーロパから始まった著作者の権利を保護しようとする考えで、いくつかの国際条約に従って150カ国以上の国が締結し国内法を整備しています。日本も明治時代から国際条約を締結し、国内法を整備し昭和40年代に大改正し現在の著作権法となりその後、改正されながら今日にいたっています。

著作物は著作者の手を離れて流通するものなので著作者本人がすべてを管理することができません。そこで一人一人の権利者が団体を組織し管理を任せるものです。

例えばJASRAC。作曲家や作詞家、またそれらの人から著作権(財産権部分)を買い取った組織(出版社他)が日本中のカラオケ店で権利を持つ作品が1回演奏され歌われる度に利用料金を徴収に行くなど不可能ですし、利用者もカラオケBoxで一曲歌うごとに作詞者や作曲者を探して、許諾を求めて利用料金交渉し支払ってからでは歌えないようでは大変なので音楽関係の著作者達が会員となって組織し著作権者の権利行使を委託している組織がこうした面倒な作業を権利者本人に代わって行っています。著作権を持つ人たちがそのような方法で経済活動をすることのどこが間違っているのか論理的に説明していただけますか?

社会全体では、例えばWebに自分の好きなミュージシャンの音楽をBGMとしたい場合、作詞家、作曲家、演奏者に連絡して許諾を求め、対価の交渉をして支払ってからのアップロードでなければ著作権侵害となります。そんな面倒な事をしなくてもJASRACに僅かの利用料を支払えば合法的に利用可能となるので利用者側にも権利者にも便利で「社会的存在価値」が高いと私は思います。

まさか、CDやTV、ラジオから私的複製したものを金を払わないで(要するにパクって)Webにアップロード出来ない(公衆送信権)からムカツクなどと言ったりしないでしょうね、、

ACCSについては久保田さんが説明するかもしれませんが、Webに掲載されている会員(ソフトウェア開発販売で利益を得ようとする企業他)の委託を受け、会員の著作権保護に関する活動を行っているものです。

>自分の利益を追求するのは自由だけど、社会にとっては迷惑だよ。

Nishiさんは「個人の感情」を述べてるだけですか?
Nishiさんが「個人の意見」を著作権をとりまく問題について述べてるのだとしたら、権利者団体がどのように「社会にとって迷惑」なのか具体的に論理的に示して下さい。

それと、権利者団体について「けっこう内部じゃゴタゴタしているからダメなんだ」という事を言う人が居ますがそんなのは会員であれば言う権利も在るでしょうが部外者は憶測で批判してもなんの意味も無い事は言うまでもありません。

Nishi 2007/04/22 15:32

>著作権を持つ人たちがそのような方法で経済活動をすることの
>どこが間違っているのか論理的に説明していただけますか?
まったく問題ありません。権利者がお金を得ることも、それを第三者に委託することも間違っているなんて発言は一度もしていませんし。
権利者団体が権利者の利益ではなく、権利者団体自身の利益のために活動してのではという指摘はしましたが。
>JASRACに僅かの利用料を支払えば合法的に利用可能となるので
>利用者側にも権利者にも便利で「社会的存在価値」が高いと私は思います。
理論的には仰るとおりです。しかし、JASRACは権利者のために存在しているにも関わらず、現実には、JASRACを非難している音楽家が大勢います。bluesさんも、当然こういった問題ぐらいは理解されていますよね?この現実を無視して、こんな机上の空論みたいな理論で議論していて、著作権に関わる様々な問題の解決なるんでしょうか。
>私的複製したものを金を払わないで(要するにパクって)
>Webにアップロード出来ない(公衆送信権)からムカツクなどと
>言ったりしないでしょうね
JASRACやACCSに批判的な人、著作権保護強化に反対する人は、タダで違法コピーができなくなって困るから反対していると考えはまったく間違っていますよ。本気でそう考えているのであれば、失礼ですけど、ものすごい低次元な考え方ですよ。
>権利者団体がどのように「社会にとって迷惑」なのか
>具体的に論理的に示して下さい。
JASRACに関する問題はいろいろなところで指摘されているので、まずはJASRACに関する問題を調べて、それでもJASRACのあり方に問題がないか、音楽家・ユーザーにとって不利益なことが起きていないかをお聞かせ願えますか。

blues 2007/04/22 22:06

Nishi at 2007/04/22 15:32

相違点のみ(改行位置変更)

>>JASRACに僅かの利用料を支払えば合法的に利用可能となるので
>>利用者側にも権利者にも便利で「社会的存在価値」が高いと私は思い
>>ます。

>理論的には仰るとおりです。しかし、JASRACは権利者のために存在し
>ているにも関わらず、現実には、JASRACを非難している音楽家が大勢
>います。bluesさんも、当然こういった問題ぐらいは理解されています
>よね?この現実を無視して、こんな机上の空論みたいな理論で議論して
>いて、著作権に関わる様々な問題の解決なるんでしょうか。

■JASRAC(の人間ではありませんが、笑)が社会的存在価値がある事に
ついて認めていただけたようですね。その上でJASRACを非難する理由が
Nishiさんの書かれたことからは読み取れません。
>権利者団体がどのように「社会にとって迷惑」なのか具体的に論理的に
>示して下さい。
に対する回答になっていないようですが、、

■JASRAC内部に批判的な会員が存在することは存じていますが全員一致
の組織などありえません。多少の反対派が存在するのは普通の事です。
更にそのことはJASRAC内部の問題で会員でもない我々がどうこう言う筋
合いではないと考えます。

>>私的複製したものを金を払わないで(要するにパクって)
>>Webにアップロード出来ない(公衆送信権)からムカツクなどと
>>言ったりしないでしょうね

>JASRACやACCSに批判的な人、著作権保護強化に反対する人は、タダで違
>法コピーができなくなって困るから反対していると考えはまったく間違
>っていますよ。本気でそう考えているのであれば、失礼ですけど、もの
>すごい低次元な考え方ですよ。

■ホンキでそう思っておりません。しかしYouTubeを見たら権利者団体が
顔色変えていきり立つのも無理はないでしょう。あのように他人の著作物
を勝手にパクってUploadする人が結構多いから問題になっている訳です。
そして彼らの大多数はそのことが「著作権侵害」であることに気が付いて
いないと想像できるのです。知っていながらUploadしているのは確信犯で
すよね。だから権利者団体が国民全体に向けて「教育」という事を言うの
でしょう。

>>権利者団体がどのように「社会にとって迷惑」なのか
>>具体的に論理的に示して下さい。
>JASRACに関する問題はいろいろなところで指摘されているので、まずは
>JASRACに関する問題を調べて、それでもJASRACのあり方に問題がないか、
>音楽家・ユーザーにとって不利益なことが起きていないかをお聞かせ願
>えますか。
■Nishiさんが先にJASRACが「社会にとって迷惑」と書かれたので私は、
その理由を「具体的に論理的に示して下さい。」と書きましたがJASRACを
非難するNishiさんに僕が非難する理由をこれから調べて教えてあげなけ
ればならないのですか?だとしたらこれまでNishiさんは「確たる理由も
なくJASRACを非難」していたように見えてしまいます。追及しませんが。
■■Nishiさんに答えて外部から見た「JASRACのあり方の問題」■■
会員でJASRACを批判する人たちはJASRACが受け取ったお金の分配で、内輪
もめがあるようです。しかしそのコトが「JASRAC対利用者」における利用
者側が非難する理由にするのは理屈が通らないと思います。会員じゃない
のだからね。利用者は金さえ払えば正々堂々と利用可能なのでその後の分
配など気にする必要はありません。

                (了)

エクサ 2007/04/22 23:43

>bluesさん
>(GPLの親分、GNU/FSFのリチャードストールマンに会いに行き、二人で写真に収まって喜ぶような私です、、1998年のハナシですが、、苦笑)

それほどまでの方であるなら、
http://www.gnu.org/philosophy/selling.ja.html
GNU/FSFがきっぱりと上記のようなことを言っているにも関わらず、

>そうしたGPLやCCの著作物を勝手にコピーして
>有料で販売し儲けるヤツが居た場合はどうします?

などと発言をする理由を教えていただけないでしょうか?
しかも、まるでGNU及びその支持者がソフトウェアの販売行為を
拒否しているかのような言葉を使って。

少なくとも、GNUの思想や理想を理解している人であれば、
それに共感するかしないか(支持するかしないか)に関わらず、
上記引用部のようなことを言うことはないと思うのですけれども。

>私の書いた部分と「本質的に全く同じ」なのは
>上記の例の何処に在りどのような理由かを示していただければ
>今後の参考にします。

・アンティウィルス技術もGNU/FSFも、その存在目的は
 「相手の攻撃から自分を守る手段」であり、
 「攻撃がある」からこそ、「防衛の手段を取る」必要性によって
 生み出され導入されたものであること
・攻撃が存在するからこその防衛手段の存在であり、
 「そもそも攻撃手段がなければ」、その存在の必要がないこと
・上記の状態を無視し、「攻撃があるからこそ、貴方は攻撃に対抗する
 手段を得て結果的に自由を守れるのだ」という
 論理を展開していること

# 本当は「銃を突きつけあっている状態」の
例えを出そうとしたのですけれどね。

Nishi 2007/04/23 09:26

>JASRAC内部の問題で会員でもない我々がどうこう言う筋合いではないと考えます。
JASRACを通して音楽家に著作権使用料を直接的・間接的に払っているんですが、それでも意見も批判もできないんですか?赤ちゃん・低年齢の子供を除いたほとんどの国民は音楽の著作権使用料を払っているんですが、意見も批判もするなってことですか。
金払っている客が偉いんだから言うこと聞けなんて言ってないからな。金払ってるユーザーなら意見や批判ぐらいできるのが当然なんじゃないですかって言ってるだけだからな。
ユーザーは黙って金だけ払ってればいいんだってことですか。あなたのこの意見には怒りすら覚えます。
>僕が非難する理由をこれから調べて教えてあげなければならないのですか?
理由を示して下さいとそちらから最初にお願いしてきたのであって、こっちからお願いしたわけでもないのに、なんでこんな文句を言われないといけないのか理解できませんが、示して下さいと言った理由は、まとめてから後日投稿します。

調べて意見をお聞かせくださいとお願いしましたが、答えてくれなかったので、質問を少し変えます。
JASRACに対する様々な批判や指摘されている問題について十分理解をした上で、私の社会にとって迷惑だという意見を否定している(否定してますよね?)のか、理解していないけども否定しているのか教えていただけますか?調べる手間もかかりませんので、このくらいのお願いは聞いていただけますよね。

疑問 2007/04/23 17:59

結局、「利権団体」「嫌われている」という言葉以外に「社会にとって迷惑」な点は見出せないのかもしれませんね。
ACCSにせよJASRACにせよ、それを支持している権利者が存在しているから、活動が続けられていると思いますが、なかなか理解されないかもしれません。

>bluesさん
著作権法制とGPLやCCに代表される権利者の意思を尊重、貫徹する方策(契約であったり一方的な意思表示であったりするのでしょう)の関係は、情報・コンテンツの独占と利用の調和点を見出す上でとても重要な論点であると思います。
しかし、議論を発展的に進める上では、自分の考えの積極的な理由と自分の考えに対する批判への反論と他の考え方に対する批判をそれぞれが冷静に繰り返していく必要があると思いますが、匿名のブログのコメント欄ではそれが難しい気がしています(無論bluesさんとはできそうな気がしますが)。
別の機会にどこかで議論をすることができればと思います。もしかしたらどこかでお会いしているかもしれませんね。

疑惑 2007/04/24 03:18

>見出せないのかもしれませんと。
はいはい、見たくない現実は見ませんと。
>匿名のブログのコメント欄ではそれが難しい気がしています
はいはい、匿名が悪いんですと。
>bluesさんとはできそうな気がしますが
意見が合う人とだけ議論しますと。

blues 2007/04/24 23:40

疑問さん 疑惑さん  こんばんわ

週末以外は、仕事もあり、返信が遅れ気味で失礼。

ところで「疑問さん&疑惑さん」ネットでは一瞬の
「見た目」が似ていたのでドチラも「疑問さん」の
リプライと僕は「勘違い」し「?」との思いで、ど
のように答えようかと迷っていました。

別人だったのですね「疑惑」さん、、失礼しました。

今週末、江戸単身赴任を離れ、自宅で家族と共に過ごしま
すので熟考して皆さんにリプライします。

Nishiさん、エクサさん、疑問さんとは思いや立場が違い合
意出来ない部分があったり、少しは同感できるところがある
ので会話を継続しています。

ACCS久保田さんが「お題」を振り僕らが憎しみあう(こと
はないけど)ように見えるバトルをしていますが真摯に議
論していると感じています。

ただ、残念ながら僕の印象では『疑惑」さんの書いた内容
には批判も無く、肯定もなく、まして意見も見当たらない
ように思えます。

私、blues個人への批判も結構です、ご自身の考えを書いて
頂ければ幸いです。

どのようにして『合意出来る部分」を探すか?という事が
大切だと僕は思ってこの議論に参加しています。

疑惑さんも、殴り合いのように見えるかもしれない我々の
議論についての感想より、貴方自身の「著作権」そのもの
について意見を書いていただければ幸いです。
-----------
お答えしていない話題もありますが、それはソレでここに
スレッドします。
-----------
ココはココでヤリますが、ACCS久保田サン、次のお題を
そろそろ出して頂ければと、勝手なお願いです。

Nishi 2007/04/25 01:00

>権利者団体がどのように「社会にとって迷惑」なのか
>具体的に論理的に示して下さい。

■著作権は創作者の著作物の権利を守り、創作物の対価を得ることを補償し、それが創作活動をインセンティブを高め社会にも利益をもたらす、ということに同意していただけますよね?
違法な複製は著作権者が得る利益を損ない、創作活動のインセンティブを失い社会にも損害を与える、ということにも同意していただけますよね?
それであれば、著作権者が本来ならば得られる利益を得られていないとすれば、同様に社会にも損害を与える、ということにも同意していただけますよね?
以上の同意していただけるという前提で話を進めます。

■JASRACの第一の問題は著作権使用料の分配方法です。
著作権使用料の徴収方法として包括契約があります。1曲につきいくらという支払いではなく、月々に定額で支払う契約です。この包括契約で徴収した使用料が公平に分配されているか不透明です。
1曲ごとに支払っているわけではないので、すべてを使用量に応じて正確に分配するのは技術的に不可能だと言われるかもしれませんが、それは公正な分配のために取り得る対策を行った上で言えることです。
JASRACはモニタリングから得た計算式に基づいて分配しているので公正だと言っていますが、その計算式は非公開ですので検証するすべもありません。その計算式の基になるモニタリングが不十分なため、使用料を受け取れない著作権者がいることをJASRAC自身認めています。 http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060825/246469/
モニタリングが不十分なために、著作権者がきちんと使用料を受け取れていないのであれば、最初に確認した通り、著作権者の利益を損なわせ、社会にも損失を与えています。

■モニタリングが不十分なのはコストがかかるから仕方がないですか?
JASRACの著作権使用料は、包括契約の場合でさえアメリカの著作権料の数倍だと言われています。http://blog.goo.ne.jp/uv2005/e/0afb1ba6ea634217675dc60e03bc3612 異常なほど高価な1曲ごとの使用料は、その数十倍以上です。 http://blog.goo.ne.jp/uv2005/e/7ec34209d8512175de5b1c4478ab5a22
JASRACは、個人で営んでいる小規模な店舗に対してさえ1600万とか800万などの高価な使用料を請求し続けています。
しかも、役員報酬が高いと言われる天下り団体の中でも、JASRACの報酬は群を抜いて高いそうです。 http://i.yimg.jp/i/evt/magazine/news/08.pdf
これだけ高価な著作権使用料を徴収し、高額な役員報酬を支払っていながら、不十分なモニタリングを放置しているJASRACが著作権者の利益を損なっていないと言えるんでしょうか?

■さらに、JASRACには、故意に不公正な分配を行っているという疑念を持たれています。JASRACの上層部を演歌関係者が占めているため、演歌歌手に不当に多く使用料が払われているのではないかという疑いです。これが事実であれば、組織的に権利者の利益に損害を与えていることになります。
疑われている原因は、著作権者から要求されても、JARACが誰にどの楽曲の使用料をいくら払ったのかを公表していないことにあります。また、支払われた使用料がどのように決められたかの明細ですら著作権者に公開していません。JASRACが著作権者のためにあるのであれば、公平な分配の透明性の確保はJASRACが行うべき責務のはずです。こんな疑いを持たれても公表を行わないJASRACが著作権者のための団体なんでしょうか?

■以上のような不公正な分配は一部だけで、大部分は公正に分配されているから、権利者の損失額は少ないので大きな問題でははないとお考えですか?
ACCSが2006年11月にWinnyでの違法コピーによる損害額を推定しています。 http://www2.accsjp.or.jp/topics/release2.html
この推定によるとWinnyでのJASRAC管理楽曲の損害額は月額使用料換算で約4.4億円、年間で約50億円だそうです。権利者団体がありとあらゆる非難を行ったWinnyでの"推定損害額"が50億円です。
JASRACが年間に徴収する著作権使用料は1000億円です。JASRACのいい加減なドンブリ勘定による分配方法で誤差が5%であれば奇跡だと思うのですが、1000億円の5%は50億円です。誤差が5%ということは、50億円余分に使用料を得ている人と、50億円使用料を損をしている人がいることになります。
奇跡的に誤差5%で収まったとしても、Winnyの"推定損害額"の50億円と同額の"実損失額"が発生した著作権者がいるということです。5%を超えれば、著作権者の"実損失額"はWinnyによる"推定損害額"を超えます。
ここで"推定損失額"と"実損失額"を分けたのには理由があります。ACCSの損害額の算出方法は、Winnyで流通している音楽ファイル数を調べて、それに著作権料を掛けて算出しています。この算出方法がいかに馬鹿げた現実離れした算出方法だということは分かりますよね。無料の雑誌を10万部配布できたからといって、同じ雑誌を200円の値段つければ2000万円の売り上げが見込めると言ってるようなものです。
実質的な損失額は、本来お金を出して楽曲を買うユーザーがWinnyで違法コピーをしたために失う機会損失です。安い音楽配信でさえ1曲150円するんですから、需要と供給の原則に従えば、機会損失は50億円の1%以下にしかすぎません(残りの99%は無料ならコピーはするけど、150円以上もお金を出すなら購入しないということです)。
これでも、不公正な分配による損失が無視できるような少ない額と言えるんでしょうか?

■JASRACの役員報酬や団体給与、運営費用などはすべて著作権使用料から支払われています。JASRACは監督官庁の幹部科学省から天下りを受け入れている典型的な天下り団体です。天下り団体の役員の報酬や退職金、職員の給与水準は社会常識から見て不必要に高額な場合が多いです。無駄な支出がされているのであれば、すべて著作権者の損失です。JASRACと取引のある企業などに不当に高いコストで取引をしているとすれば、同様にすべて著作権者の損失となります。
著作権者から要求されても、JASACは役員報酬や退職金を公表しません。著作権者のための団体で、著作権者のお金によって運営されているのであれば、著作権に対して公正な支出が行われていることを示すべきではないですか?多くの著作権者が納得できない額を支払っているのであれば、著作権者の損失なのですから、適正な支出がなされていることを著作権者に示す責任がJASRACにはあるはず。

■ほかにもいろいろ書くことはあるけど、長くなったのでやめます。反論をどうぞ。

ww 2007/04/25 01:27

↓これが疑問の思考回路。まさに幼稚園児レベル。
意見が違う人には、(/。\)みえませ~ん |(-0-)|あーあーきこえませ~ん (-x-)はなしませ~ん。
意見が合う人とは、(**´∀`)人(´∀`**)ダヨネ~、やつらクソだぜ。

肩を持つと迷惑かも 2007/05/12 00:26

仮に指摘のように、JASRACにより著作権者が損害を受けているとすれば、著作権者自身の判断で是正すればよいのではないだろうか?外から批判する必要がどこにあるのだろうか?
会員は、JASRACがイヤなら管理の委託(信託譲渡)を止める自由を持っていて、別にJASRACは強制的に著作権者を入会させているわけではないのだから。
分配の問題や運用費用の問題は、分配を最大化したい会員(=著作権者)が云々することは当然ではあるが、著作権者が損得を勘定して納得しているのに、利用者を含む第三者が、「社会的損失」という言葉を蝶つがいにして、批判する必要があるのであろうか?
著作権者は納得していないのだという見方があるかもしれない。確かに、作家の中には、JASRAC会員でありながら、その運営方法などを批判する人がいるのは事実。しかし、その人たちだって、自らの意思でJASRACから離脱できるのにしないのは、最終的には意思決定方法も含めて納得していると評価せざるをえないのではないか?
また、利用者が、高い使用料を支払わされていると言ってもその利用者はその使用料に納得して利用したのではないだろうか。使うことを強制されているわけではないのだから。
結局、言葉で批判しなくても、著作権者は退会という方法によって批判すればいいのだし、利用者は利用しないという方法によって批判すればいいだけではないか。もし分配、運営方法、使用料が不合理なら、これらによって是正されるはずではないか。
jasracの分配や運営を「社会的損失」として批判するのであれば、著作権者や利用者の選択だけでは、十分是正できない理由があることを示してからでないとイマイチ説得力に欠けると思う。


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