部屋の片付けついでに懐かしいギターを弾いてみました。
今日も家の模様替えでほぼ一日が終わった感じですが、なんとか予定通り進んでいる感じです。。
片付けをすると懐かしいものが出てきたりして、なかなか進まなかったり、捨てるかどうか悩んだりするものですよね。昨日は母に社会人になるときに買ってもらったバーバリーのトレンチコートのことを書いたのですが、母がブログを見ていたようで、メールをもらいました。父がすねると困る(?)ので、父から買ってもらった宝物も書いておきましょう!
フォークギターです。今どきはアコースティック・ギター(アコギ)とか呼びますね。浦高に受かったときに父とカワセ楽器(神保町)に買いに行きました。それまではモーリスの2万円くらいのフォークギターを弾いていて、それは近所のロヂャースから、裸のまま抱えて自転車で買ってきたものでした。オール単板のギターが欲しくて、ギターを買うならカワセ楽器と思っていたので、父を引っ張っていったのでした。当時はカワセ楽器と言えばマーチン、なのですが、さすがに高校生でマーチンはないので、東海楽器のキャッツ・アイとこのマスターを引き比べ、こっちの方が気に入ったのでした。
ぐれていた高校〜大学時代にこのギターをかき鳴らしながらアリスを歌ったりして憂さ晴らししていたものです。実家は団地なので近所迷惑もいいところですが、下の家にはエレクトーンをやっている1級下の友達もいましたし・・・
Masterのロゴはボロボロになり、昨年(だったかな?)フレット研磨をカワセ楽器にお願いする際に修復してもらいました。ペグはグローバーのニッケルが付いていましたが、さすがに錆びてしまったのでゴトー製(たぶん)に20年前くらいに交換しています。
ラベルシールはなく、WELL MADE BY MASTER MUSICAL INSTR.と書いてあると思います。
ブリッジはマーチン・オールドタイプですね。基本的にこのギターはマーチンのD-28と同じようなスペックで作ってあります。トップはジャーマンスプルースかな?
ポジション・マークは白鳥貝ですが、イマイチまん丸でなかったりして、手作りっぽさがいたるところにあるのがマスターのいいところ。
ネックはマホガニー、サイド・バックはローズウッドです。さすがに30年間も見ているので木目も目に焼き付いていますねぇ。
モデル名とシリアル番号らしきものが刻印されています。ボディ内部も塗装されているのが丈夫さの秘密かも。
最近はCollings D-1を弾く機会の方が多いのですが、久しぶりに弾いてみると、硬めの低音と、サスティンのある高音で、ストロークが気持ちよく、新鮮です!
ということで、ストロークの曲を弾いてみました。セッティングが面倒なので、TASCAMのデジタルレコーダーの内蔵オフマイクで録音し、GarageBandでリバーブなどをかけただけです。
30年間も一緒にいたギターです。一生の友ですね!
自転車ネタばかり書いていますが、実は、楽器はずっと弾いているんですよ!