オルタナティブ・ブログ > ナレッジ!?情報共有・・・永遠の課題への挑戦 >

エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

スマートフォンを持つと散財しやすくなるらしい

»

 昨日シニア層へのタブレット端末の浸透の話を書いたが、ひとあし先に導入の進んでいるスマートフォンの影響についても興味深い調査結果が出ている。「購買行動にも変化、スマートフォンが消費に与える影響」という記事によると、スマートフォンを持つと情報収集スタイルが変化するだけでなく購買行動やお金の使い方まで変わってしまうということだ。
 スマートフォンでは従来の携帯電話よりも詳細にいろいろと調べられるので、ショッピングの際の選択肢が広がりはてはオンラインショッピングの利用が増えるということだ。

 調べてみるとITmediaでゆめみの片岡慎平さんの講演を紹介したこんな記事がみつかった。

片岡氏は従来のフィーチャーフォン向けECを「きっかけ買いのメディア」と表現。隙間時間に利用されることが多く、メールマガジンなどのプッシュ型情報配信がユーザーの衝動買いを後押しする――そんな傾向がこれまでのモバイルECの特色だった (一部略) PC向けECは「納得買いのメディア」であり、検索エンジンなどを駆使してユーザーが能動的に情報を見つけ出し、比較などをした上で購入する傾向があると片岡氏は説明。スマートフォンが普及することで、こうしたPC向けECの傾向がモバイルECにも流れこんでくる
出所:“衝動買いメディア”だった携帯電話、でもこれからは――スマホ時代のEC像を探る

 記事ではその後従来のPCサイトをスマートフォン対応にするポイントが説明されていた。

 最近私のお客さんのBtoB企業がようやくと重い腰を上げてインターネットの活用を始めたところだが、BtoC企業はさらに一歩先へ行っている。携帯からスマートフォン、そしてタブレットへの流れは、じきにBtoB企業の販売・営業活動にも影響を与えるようになるのだろう。要注意だ。

Comment(0)