昨日はオーシャンブリッジのZyncroの新機能発表のセミナーに行ってきた。事前にメールで案内をもらっていたのだがWebからの申込みを忘れていて、飛び込みで会場を訪れたのだが快く対応してくださったオーシャンブリッジのスタッフに感謝。

 さてそのZyncroだがポジションとしては、組織内でのチームコラボレーションを支援するツールという感じだと捉えた。もちろん今時のツールなので社内ミニブログ機能を備えていて大組織での多人数チャットにも対応出来るし、アプリケーション連携機能を使って個人ベースでの情報収集/加工処理の強化支援もできるが、目玉機能は当日デモンストレーションのあったグループ機能とファイル共有機能だと私は感じた。
 セミナーの中では昨今話題になっている組織内のメール洪水にZyncroが効果があったという事例が紹介され、ある組織ではメールが4割も減ったそうだ。

 一応この分野の市場の先行サービスや競合製品としては、エンタープライズコラボレーション市場としてはメール削減ツールとして注目を集めているチャットワーク、あるいは社内ミニブログ製品となるCahtter、Talknoteがあたるだろう。小規模組織であれば、サイボウズ OfficeやDesknet'sあたりのグループウェア製品のリプレース候補にもなり得る。
 あるいはクラウドサービスの利点を生かしてSOHO事業者間やスモールBtoBでの情報交換・情報共有ツールとしての市場ターゲットとなるとサイボウズLiveやZOHO、Googleのグループ機能あたりとバッティングしそうだ。.

 当日配布されたセミナー資料にはZencroをクラウド型エンタープライズ・ソーシャル・コラボレーション・ツールと名付けているのでどちらかというと前者のほうをイメージしていそうに感じたが、その割には“ウリ”にしているアプリケーション連携先がEvernoteだとかLinkedinだとかの社外サービスばかりなのが気になる。
 エンタープライズで作業する人がシステム間連携して欲しいのは、基幹系システム(SAPや勘定奉行)・スケジューラ・ワークフロー・プロジェクト管理システムなどからのアラート受信、受発注システムやSFA/CRM(例えばSFDC)にある顧客情報、メールの到着・イントラページの新着・社外リソースの更新なとの通知だろう。外部の人の情報やネットの情報をアグリゲーションするよりもむしろダッシュボード(ウォール)には、ワークフローからの決裁処理の催促や自社の顧客との折衝履歴などを並べて欲しいと思うのは私だけだろうか。

 そんなことをセミナー中にTwitterで呟いていたら、専用ハッシュタグの中には、オーシャンブリッジの高山社長、セミナーの中でパネリストを勤められた大木さん他、NRIでこの分野をウォッチしている亀津さん、サイボウズの中の人などなどエンタープライズコラボレーション業界の大御所達がわさわさといて議論が非常に有意義だった。
 そのパネリストまでTwitterに夢中な姿を見て、質疑応答の最後にZyncroの開発社のCEOから逆に「パネリストノ皆さんはディスカッションに参加しながら、同時に凄いスピードでTweetして凄いが、これは普通なのか?」という質問が出たのはオチとしても最高だったw

yoi

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吉川 日出行

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