FirstPartner作の拡張現実分野のマーケットマップ
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イギリスの調査会社FirstPartnerから、拡張現実(Argmented Reality)のマーケット概要をまとめたマーケットマップがでた。彼らのマーケットマップでは、各市場のカテゴリー分けとその関係、そしてそこに所属するプレーヤがわかる。
例によって無償で入手できるのは印刷できないPDF版だけなので全体をみるにはちょっと手がかかるが、図の上のほうには拡張現実の適用ビジネス分野がカテゴライズされている。
真ん中上部がブラウザや機器などのハードウェア分や。ここでちょっと面白いのは、ウェラブルコンピューティングとウェラブルディスプレイのカテゴリがあって、しかも結構なポジションをとっていること。日本企業ではデバイスメーカとしてソニーや任天堂、ウェラブルコンピュータにNECの名前がある。
真ん中から下の方へいくと拡張現実用ブラウザやアプリケーション群が配置されているが、残念ながら日本の誇るセカイカメラは載っていないようだ。これはヨーロッパではまだ名前が売れていないのか。もしかすると拡張現実分野もいつものようにガラパゴス化し始めているのかと心配にもなるが、図の下の方のディベロッパーやコンテンツプロバイダーなどのソフトウェア分野には、あまり見たことのないロゴが並んでいる気がするので案外そんなものかもしれない。
===当ブログでの過去のFirstPartnerのマーケットマップ紹介
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