エンタープライズコラボレーションの今と今後を鋭く分析

ライブストリーミング(=実況)でTV鑑賞が変わる

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 昨日の続きで、もうひとつ冬休みにテレビを見ながらTwitterのタイムラインを眺めて、改めて同一バックグラウンド下での同期コミュニケーションの楽しさを再認識した。NHK教育テレビの50周年記念番組しかり紅白歌合戦、箱根駅伝しかりTwitterで実況しながら鑑賞するのは格別だ。リアルタイムに同じ話題で多数の人とコミュニケーションがとるのは実に楽しい。

 もちろん家族や気の知れた友達とワイワイガヤガヤしながらテレビを見るのも楽しいけど、現実には自分が見る番組全てに家族がつきあってくれるは限らない。それにスポーツ観戦などではいつもの家族に解説をする側だけでなく、時にはもっと詳しい人と一緒に“つう”な見方を楽しみたいことだってある。
 この点もし家族がその番組に興味が無くてもネットには同じ番組を見ている人が無数にいるし、中にはその分野に非常に造詣の深い人がいて、詳しい解説や裏話まで聞かせてくれる。

 数年前にネットでニコニコ動画によるニッチ集団内での疑似同期コミュニケーションの楽しさが発見された。疑似同期によって同じバックグラウンドを持った濃いメンバーとの濃いコミュニケーションの楽しさを一度知ってしまうと、リアルタイムのTV鑑賞の際にもベタベタな濃いコミュニケーションを求めてしまうのかもしれない。ちょっと中毒性がありそうだ。

 ニコニコ動画はこの分野でも先手を打っていてニコニコ実況というサービスを既に始めている。これはTVチューナ付のPCでテレビの画面を表示した上に透過した背景を持ったニコニコ実況の画面を重ねて楽しむというものだ。実際に私も何回か試して見たが、番組によっては、笑い転げてしまうほど楽しくなる。

 ニコニコ実況の発表の際のニュース(「実況で2chを超えたい」 放送中のテレビ番組にコメント重ねる「ニコニコ実況」)では対応テレビが12月には発売されるとあった。またギズモード・ジャパンの「ソニーのBRAVIAをニコニコ動画風にできるアプリキャスト」という記事によるとソニーのBRAVIAでは既に2ちゃんねるの実況板が表示できるそうだ。

 「画面にTwitterの書き込みをインポーズして表示できるネット実況対応テレビの発売」も初夢なんかじゃなく、すぐにでも正夢になりそうな気配だ。この実況のサポートによって今後のテレビ鑑賞はぜんぜん変わってしまうのではないだろうか。

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