サイバー特区で総務省が「インターネット上のコンテンツのセルフレイティングに係る実証実験」を開始
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総務省のページの報道資料によると、サイバー特区を活用して行う実証実験のひとつがついに始まるようだ。これは「インターネット上のコンテンツのセルフレイティングに係る実証実験」とよばれるもので、インターネット上の膨大かつ多様なコンテンツについてより正確に評価することで、コンテンツ・レイティングやコンテンツ・フィルタリングにつなげていこうというもの。
今回の実験では、特にCGM(Consumer
Generated Media)サイトを対象としたセルフレイティングについての有効性の検証や課題の整理を行う。
具体的にはケータイ小説サイト「魔法のiらんど」上の『セルフレイティング実証実験特設サイト』で、まずはケータイ小説の作者自身が自らレイティングを実施。レイティングされたコンテンツを実証実験特設サイト上の検索エンジン経由で読者に配信し、最終的にはこの検索エンジンを経由して小説を読んだ読者が、レイティングが自分の望んでいた内容だったかを評価・確認するという流れで行われる。
実験は来月2月1日からで特に参加資格などはなく、誰でもケータイ小説作者及び読者として参加が可能とのこと。
ちなみに「サイバー特区」およびその元となる「ICT利活用ルール整備促進事業」や「ICT先進事業国際展開プロジェクト」については、以前林さんが書かれていたのでそちらのリンクも貼っておく。
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