Lenovoの"Tiny"フォームファクタってマクドナルドやスタバでも使えれるかも
Lenovoからゴルフボール4個分とあまり意味が良く分からない比喩で表現させたコンパクトPCであるThinkCentre M92p/M92/M72eを発表されました。Lenovoは“Tiny”フォームファクタと表現しています。
AppleのMac miniが登場時期にいくつかコンパクトなデスクトップPCが発売されました。ある意味、これは正しい方向性だと私は思いました。
現在のPCはよっぽどゲームをしない限りは性能的に十分です。このため、Appleの方向性は正しいと思っています。LenovoもコンパクトなデスクトップPCを出していましたが、今回の様な“Tiny”フォームファクタほどでありませんでした。
ただ、小さいだけでは企業は導入を率先してくれません。購入対象に入っても、どうしてもその製品でないといけない理由を見出せないのからです。
それを“Tiny”フォームファクタは、企業向けにアピールするためだと思いますが、4ディスプレイ構成を実現できます。
新しいCore iシリーズは、当然Ivy Bridgeでしょう。Ivy BridgeはGPUを強化されてトリプルディスプレイを実現できると言われていました。このため、今回の発表を聞いたときに"えっ"とも思ったのですが、DisplayPortを分岐することで4ディスプレイを実現しているようです。DisplayPortのデイジーチェインじゃないのか。これって1つのディスプレイでQHDは無理ですよね?
また、外付けで光学ドライブやストレージ、バッテリーも搭載できるようですが。接続も本体との一体感が出ていて、昔のMacbook Duoを思い出します。このあたりのギミックはかっこいいですね。
特にバッテリーとキーボードとディスプレイ(ThinkVision LT1421 Wideモニター)をワンセットで持ち運ぶデザインもされています("レノボ・ジャパン、“1リットルボディ”デスクトップPCを世界先行発表")。それなんてThinkPad?とも思わなくもありませんが、未来に行っている感じがしなくもありません。
CPUがモバイル用を使用するみたいですので6月まで伸びているようです。たぶんこれは、2コアのIvy Bridgeかなと思っています。6月に伸びた理由は、"最近の話題 2012年3月17日"に、Appleが仕様変更を要求したからだと噂があるようです。なのでMacbook Airの登場も6月でしょうね。
現在のCPUは既に一般利用するには十分な性能を持っています。それこそモバイルCPUでも十分です。PCを使って遅い要因も大体はHDDだったりメモリ不足だったりするので、今のCPUとSSDと十分なメモリを搭載すれば一般ユーザでは遅いと感じることはないでしょう。また企業で導入するならばマルチディスプレイ対応は必須です。ディスプレイが安価になっているためデュアルではなく、3枚、4枚と導入すべきだと思います。
このためThinkCentre M92p/M92/M72eは正しい方向に進化させていると思います。
バッテリ搭載と言う必殺技はすごいかもしくはユニークすぎるため判断が難しいですが、iMacをマクドナルドに持ち込む(画像)ニーズも存在するようなので、“Tiny”フォームファクタをマクドナルドやスタバで使用するサラリーマンが出てくるかも知れませんね。マクドナルドで、キャリーバックから“Tiny”フォームファクタを取り出して、組み立てて、使い出したら即写メされると思うので、広告等で使ってはどうでしょうか。