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MicrosoftのMouse without Bordersでマウスとキーボードの共有を試してみた

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Microsoftからマウスとキーボードを他のPCでも共有するソフトである"Mouse without Borders"が公開されました(名称にマウスとありますが、キーボードも共有できる)。他にもそのようソフトがあるそうですが、私は使ったことが無くマウスとキーボードを共有するには、切り替え器を使うのが一般的だと思っていました。

また、PCを2台以上用いることが多いと切り替え器を使わずにソフト側でできると便利ではないかと思われます。

インストールや各種設定は"Microsoft、複数PCでマウス・キーボードをLAN共有する「Mouse Without Borders」"を見てやりました。あまりに悩まずすぐにインストールできました。

インストール後は以下の様に見えます。

Two Rowにチェックを入れると双方向で操作が可能です。上のkiyoshi-PCがデスクトップPCのサーバ側で、kiyoshi-THINKはThinkPad X201sでクライアント側です。

各種設定画面が以下になります。

使った感想は、マウスを他のPCに移動させるには、Ctrl+Alt+(F1,F2,F3,F4)かマウスを本体側では右端まで移動(クライアント側は左端からマウスが登場したので逆側に移れば本体側に移動できる)させることでマウスとキーボードを他のPCのものを移動できます。

簡単に言えば、マウス・キーボードは好きなほうを使いながら、違うPCを操作できます。クリップボードの共有が行えるため、擬似的なマルチディスプレイを体感できます(アプリを共有できたり、移動できたりできるわけではないため、マルチディスプレイになるわけではない)。

気になるところは、マウスポインターの移動がCtrl+Alt+F*か右端に移動するところです。ディスプレイの配置場所によっては、2台目のPCを右側置けない場合はあります。このため、Optionsで移動先を決めれると直感的な操作ができるようになります。また、サーバ側でアプリを右端に持っていくとなぜか左端に移動してしまいます。このあたりは改善されると良いですね(マルチディスプレイではないのでちょっと難しいかもと思わなくもありませんが)。

Macbook Airを接続しようとしたのですが、WiFiルータがうまく透過してくれないためか接続できませんでした。よくよく見るとネットワークからも見れなかったためだと思われます(Macbook AirはWiFiしかないので、うまく設定しないといけないきがします。本体はWiFiもっていないし...)。

Mouse without Bordersを使って一番思うことは他のOSでマウス・キーボードを共有できたらどんだけ楽でしょうか。MacやLinuxを一つのキーボードで操作できるとかなり違うと思います。リモートデスクトップやVNCで操作できるのも良いかも知れませんが、目の前にディスプレイもある環境ではキーボード・マウスとクリップボードの共有のメリットはかなり大きいと思います。

ここまで軽く動くのならば、マルチディスプレイかマルチPCで選択もありなのではないかと思われます。これでアプリまで他のPCの窓まで移動させることができれば、マルチディスプレイではなくノートPC数台並べて効率的に使用するのが流行りそうな気がします。

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