企業のシステム化は進み、経営とITは切っても切れない時代になりました。IT初心者や、苦手意識のある方でも分かりやすく解説していければと思います。

働き方改革実行計画って何?~女性・若者が活躍しやすい環境整備~

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こんにちは。今年も残すところあとわずかとなりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。今回も、働き方改革実行計画についてご紹介していきます。今回のテーマは、働き方改革実現に向けた9つの検討テーマの1つ「女性・若者が活躍しやすい環境整備」の対応策についてご紹介していきます。


■女性・若者が活躍しやすい環境整備?


文部科学省によると、学びなおしの実施状況に関する調査を行った結果、「社会人になった後に、学び直しをした」、「今後学んでみたいと考えている」と回答した人は、全体の約49%を超えたそうです。

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出典:「学びなおしに関する参考資料」(文部科学省) (http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo2/011/siryou/__icsFiles/afieldfile/2016/07/28/1374769_1_3.pdf)を加工して作成

学びなおしをしたいと考える人の割合が多い一方で、民間企業における現金給与以外の教育訓練費は、1,541円/人・月(2006年)→1,038円/人・月(2016年)と推移し、漸減傾向にあります。

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出典:「就労条件総合調査」(厚生労働省) (http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/11-23c.html)を加工して作成

また様々な個人の事情により一度離職した女性の再就職・職場復帰や、新卒時に正社員として就職できなかった就職氷河期世代の非正規雇用問題、就職・キャリアアップに不利な立場にあると言われる高校中退者等に対して学び直し支援を行うために政府は、誰でもいつでも教育の機会があり、知識や技術を身につけていつでも再スタートできる「リカレント教育」などの環境整備を行うとしています。

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・女性のリカレント教育など個人の学びなおしへの支援や職業訓練などの充実

リカレント教育とは・・・義務教育や高校・大学などのフォーマルな学校教育を終え、一度社会に出たものがスキルアップや再就職など個人の必要に応じて教育機関に戻るといった学校教育と社会教育を循環的に繰り返す教育システムをさします。

政府は、雇用保険を改正し、専門教育講座の受講支援など、以下の項目について2017年中の施行を目指すそうです。

雇用保険の専門実践教育訓練給付金の支給額は、受講経費(入学料+受講料)に対し

   ・給付率:6割→7割

   ・上限額:年間48万円→56万円

   ・給付を受けられる期間:子育てによる離職後4年まで→10年まで

   (離職後一ヶ月以内に必要とされていた需給期間の延長手続き制度の廃止)

そのほかにも、講座の種類の多様化、子供を保育園に預けながら受けられる教育訓練の拡大として土日・夜間講座・eラーニングの新設といった利便性の向上などを目指しているそうです。

・パートタイム女性が就業調整を意識しない環境整備や正社員女性の復職など多様な女性活躍の推進

育児休暇中のパートタイム女性や、子育て等により一度離職した正社員女性等の復職を推進する環境の整備、また、女性リーダーの育成支援を行うそうです。

  ・配偶者控除の配偶者の収入制限103万円→150万円へ引き上げ

  ・復職希望者を再雇用した企業を支援する助成金の創設

  ・女性のリーダー育成、創業に関する支援など女性活躍取り組みの強化

・就職氷河期世代や若者の活躍に向けた支援・環境整備の推進

就職氷河期世代の正社員化推進、就職・キャリアアップに不利な立場にあると言われる高校中退者等に対する高卒資格取得に向けた学習相談・支援など、若者の活躍に向けた支援・環境整備を図っていくそうです。

急速に変化する社会に対応していくために、人生にわたり学び続けることが求められます。さて、今年夏頃からスタートした、オルタナティブブログ「読むだけで分かる! 経営とITトピックスの駆け込み寺」ですが、本日が年内最後の投稿となります。ご愛顧いただき、ありがとうございました。来年も、がんばっていきますので、宜しくお願いいたします。皆様、良いお年を!!

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